ストリート系男性ファッション雑誌の『Samurai magazine(サムライマガジン)』は、同誌出版元のインフォレスト株式会社が事業停止したことを受け、5月7日発売予定だった6月号の発売中止を同日発表した。
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インフォレストは2002年設立。サムライマガジン以外にも、女性雑誌『小悪魔ageha』の出版元として知られ、一時は出版・服飾雑貨などの売り上げで約75億円まで年間売上高を伸ばしていた。ところがここ数年の景気低迷・出版不況の影響を受け今年4月15日に事業停止。負債総額は約30億円と言われている。
発売予定だった6月号では「SATANIC CARNIVAL’14」出演者による表紙撮影は済んでおり、多くのストリートブランド協力のもと「今、買いのアイテムとその着こなし」を紹介する予定だったという。
今回の発表について同誌では、現時点においてサムライマガジンの今後は全くの「白紙状態」であること、そして「このような状態で、15年の歩みを止めることになってしまって、残念で仕方ありません。」と無念さをにじませコメントしている。
参考・引用:
Samurai magazine Twitter(@samuraimagazine)
Samurai magazineオフィシャルウェブサイト