日本一ソフトウェアが2020年4月に発売予定の、女装覚醒アドベンチャー「ボク姫PROJECT」について、謝罪動画を2月12日に公開。全年齢を目標に掲げつつも、審査でB判定(12才以上推奨)になってしまったことを報告しています。なんとなく……そんな予感してた。
本作は、女子生徒率99%の超お嬢様学校「私立百合愛学園」が舞台。学園のルールは「可愛さ」こそ全て!その学校に、事件に巻き込まれた主人公「伊草ミナト」が女子生徒として入学。ミナトは男は女の子を守るものという考え方をもち、強い男を志す少年。にもかかわらず、女装してお嬢様学校へと潜入することとなり、さらに学園最高峰の美少女「四姫」たちとの人気対決で、美少女の頂点を目指していくという物語です。
2019年7月に開発決定が発表されていますが、当初から「全年齢向け女装ゲーム」が掲げられていました。ところが、発売前約2か月というこの段階で、なんとレーティング審査の結果が「CERO B」(12才以上推奨)判定。
【ボク姫PROJECT】
「全年齢向け女装ゲーム」に関するご報告https://t.co/ohsGA1kbEz原作者『プリニー店長』より……大切なご報告です。
ど、どうして……
どうしてこんなことに…!アアアアァァ…
ウ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ッ!!!!!!!!#ボク姫
— ボク姫PROJECT【公式】 (@nis_bokuhime) February 12, 2020
公開された動画では、原作者の「プリニー店長」が冒頭から正座で登場。レーティング審査の結果をつたえ、「全年齢向け女装ゲーム」が実現しなかった無念さを伝えています。
そして動画では、特に「胸を張って“女装ゲーム”をプレイしたいと願う、全国の小学生の皆様のご期待を裏切ってしまいましたことを、心よりお詫び申し上げます」と土下座。
これまで掲げていた「全年齢向け女装ゲーム」を改め、今後は「ほぼ全年齢向け女装ゲーム」として活動すると表明しています。
この「ほぼ」の部分については、規定に接触したのが比較的少ない要素として、「キス、抱擁、性的なものを想起させる表現、水着・コスチューム、出血表現、虐待」の6要素を挙げて、「老若男女どなたでもお楽しみいただける女装ゲームを作りたいと願う」「スタッフの嘘偽りないことを示す言葉」だと説明しています。
「全年齢向け女装ゲーム」改め、「ほぼ全年齢向け女装ゲーム」となってしまった女装覚醒アドベンチャー「ボク姫PROJECT」は、2020年4月23日発売予定。対応機種は、PlayStation4およびNintendo Switchで、価格はパッケージ版/ダウンロード版ともに6980円(税抜)となっています。
<参考・引用>
女装覚醒アドベンチャー「ボク姫PROJECT」公式サイト
ボク姫PROJECT【2020/4/23発売】(Twitter:@nis_bokuhime)
YouTube日本一チャンネル「【ボク姫PROJECT】「全年齢向け女装ゲーム」に関するご報告【日本一ソフトウェア】」
※画像はYouTube「日本一チャンネル」のスクリーンショットです。
(栗田まり子)