BS/CSのアニメ専門チャンネル『アニマックス』では、国内アニメ制作会社、トムス・エンタテインメント(以下、TMS)のアニメ制作50周年を記念した特別番組を、8月2日夜7時から3日夜9時までの26時間連続して放送する。
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TMSは、東京オリンピックの開かれた1964年に当時人形劇を手掛けていたスタッフが手塚治虫原作の『ビッグX』アニメ制作を引き受けたことからスタート。
放送当時は国産テレビアニメ(テレビまんが)の空前のブームの真っただ中で、『ビッグX』は通算9番目の国産テレビアニメに当たる。手塚氏とは関係ないスタッフが手掛けた初めてのアニメで、人材不足のため、人形劇など各方面からスタッフの募集がかけられた。
特別番組では、東京オリンピック目前に世間が盛り上がる中、美大を中退して素人同然でアニメ作りに参加し、今回放送される第11話「海の墓場」(未ビデオ化・衛星初)の制作に携わった作画スタッフのエピソードなど貴重な発掘裏話が紹介される。
今回司会をつとめるのは、各世代の代表した関根勤さん、つるの剛士さん、菊地亜美さんの3人。スタジオでの“TMSのDNA”をテーマにしたトークや取材VTRなどでTMSアニメの魅力が紐解かれる。
また番組では、「ヒロインのDNA」「レジェンドたちのDNA」「アニソンのDNA」などテーマごとにコーナー編成。そしてTMS作品から、45エピソードが放送される。
また、今回の特番の放送にあわせて、アニマックス契約者無料のVODサービス『アニマックス PLUS』でもTMSアニメ特集が実施される。配信初登場の名作『がんばれ!! タブチくん!!』ほか4作品が予定。
(c)手塚プロダクション/TMS