都営交通として初めて大江戸線の運転席からの視界を公式撮影したPRムービー「東京ローラーコースター」が公開されました。
普段なにげに乗車する「大江戸線」。日本の地下鉄で最も地下深く、最も長いとされていますが、席に座り見る景色は特に代わり映えすることはなく、興味を引くものはほとんどありません。しかし、今回公開された動画では普段私たちが見ることのできない世界を紹介してくれています。
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まるで迷路のような複雑な地下の世界を縦横無尽に走行する電車。運転席からの映像を高速で再生しているため、カーブや降下を繰り返す様は本当にローラーコースターに乗っているようであり、SF感すら漂わせます。さらに動画で流れるSALU (サル) さんラップの「On The Way」の雰囲気も相まってミュージックビデオを見ているような感覚にも。これが都営交通のPR用とは!と思わず唸らずにはいられません。都営交通の本気……かっこいいです。(ポツリ)
ちなみにこの楽曲には、ところどころに列車の走行音やホームドアが閉まる際のチャイムと、大江戸線にまつわる音が使われているそうです。どこか懐かしくもあり、近未来でもある大江戸線の運転席視界映像。利用者の方にとっては慣れ親しんでいるがゆえ、特に新たな魅力が発見できるのではないでしょうか。これはどの辺だろう~なんて楽しめそうですね。動画は特設サイト「PROJECT TOEI」内およびYouTube「toeikotsu」チャンネルにて公開されています。気になる方はぜひ。
(HideI)