1998年に放送され、そのスタイリッシュな音楽とストーリーで人気となったTVアニメ「カウボーイビバップ」。その名作がアメリカで実写ドラマ化。Netflixで全10話のシリーズとして、全世界(一部地域を除く)にむけて配信されることが2018年11月28日、株式会社サンライズから発表されました。
未来の太陽系を舞台に、賞金首の犯罪者を追って宇宙を駆け巡る賞金稼ぎ「カウボーイ」のスパイクを主人公に、彼の宇宙船の乗組員たちと共に、賞金首を捉える際に発生する様々なトラブルで多額の損害賠償を抱えながらも、仕事の過程で遭遇する様々な危機的状況を“楽しみながら”世界を救う姿を描いたスペース・ウエスタン「カウボーイ・ビバップ」。1998年4月に放送が始まると同時に、菅野よう子さん作曲によるTHE SEATBELTSのOP「TANK!」をはじめとしたスタイリッシュな映像と音楽、世界観が評判となりました。1998年第3回アニメーション神戸で作品賞(テレビ部門)を受賞したほか、2000年に横浜で開催された日本SF大会(Zero-CON)では星雲賞(メディア部門)を受賞。2001年には劇場版として「カウボーイビバップ 天国の扉」が公開されています。
今回制作が発表された実写ドラマは、TVアニメの渡辺信一郎監督をコンサルタントに迎え、人気作「プリズン・ブレイク」シリーズなどの製作で知られるアメリカの製作会社Tomorrow Studiosと、Netflixの共同制作による全10回のシリーズ。脚本は「マイティ・ソー」シリーズのクリス・ヨスト氏が手がけます。
まだキャストなど詳細な情報が明らかにされていませんが、TVアニメ版のキャストを務めた声優さんたちは、スパイク役の山寺宏一さん、ジェット役の石塚運昇さんをはじめとして海外の映画やドラマでの吹き替え経験の豊富な方が揃っているので、吹き替え版が作られることも期待したいところ。続報を待ちたいですね。
(C)サンライズ
情報提供:株式会社サンライズ
(咲村珠樹)