新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開が延期されていた人気ゲームを原作としたハリウッド実写映画「モンスターハンター」(原題:Monster Hunter)が3月26日に公開。原作ゲームの最新作「モンスターハンターライズ」の発売日と同日の封切りとなります。
この度、主演のミラ・ジョボビッチに包丁を向けて威嚇をする、料理長アイルーの荒々しい調理シーンも解禁となりました。
原作は2004年に第1作を発売して以降、雄大な自然の中で巨大なモンスターに立ち向かう“ハンティングアクション”という新たなゲームジャンルを確立。シリーズ累計販売本数6600万本(2020年12月31日現在)を誇る大ヒットゲームシリーズです。
2018年1月に発売された「ワールド」は、カプコン史上最高の全世界販売本数1640万本を達成(2020年9月30日時点)しており、最新作の「ライズ」にも発売前から大きな期待が寄せられています。
実写映画「モンスターハンター」の監督は映画「バイオハザード」シリーズの、ポール・W・S・アンダーソンが務め、主人公のリーダー・アルテミスをミラ・ジョヴォヴィッチが担当。最強タッグが再び実現することでも話題となっています。
今回解禁されたのはシリーズ随一の人気キャラであるアイルーの調理シーン。アイルーは人間たちにも引けを取らぬ頭脳を持ち、シリーズを通して、巨大モンスターとの闘いに挑むハンターたちのオトモとして様々な形でサポートしてきた猫のような姿をした獣人族です。
本作に登場するアイルーは過去に大団長(ロン・パールマン)のオトモとして数々の死線をくぐり抜け、いまは調査団の料理長として腕を振るう大ベテラン。
自身の身体ほどもある大きなぶ厚い肉を熱々の鉄板に叩きつけたかと思えば、巨大な包丁でガツンと肉を切り分け、振りかざした手から炎を出し大胆に肉を包みこむ……といった荒々しい調理スタイル。しかし最後の仕上げにそっと香草を乗せる可愛らしいしぐさも。
ハンターたちの闘いを支える愛すべきキャラクター・アイルーの豪快ながら繊細で細部への配慮をもった性格が窺えるシーンです。
監督のポール・W・S・アンダーソンは10年以上前からモンハンをプレイし、この映画化プロジェクトをけん引してきた張本人であり、映画にアイルーを登場させるのも”モンハン愛”が故の必然。
本作の視覚効果スーパーバイザーのデニス・ベラルディも「彼は料理長だが、戦傷を受けたひねくれた性格の戦士だ。性格にゆがんだ一面があって、口答えすることもあるが、アルテミスとは特別で可笑しな関係性を築いていくんだ。皮肉に満ちたユーモアのセンスと、年長者ならではの冗談が好きなんだ」と、アイルーというキャラクターに命を吹き込んでいく楽しさを語っています。
長年親しんでいるゲームファンはもちろん、未プレイの人もアイルーの魅力にどっぷりハマってしまう映画に仕上がっているとのこと。
巨大モンスターと繰り広げるド迫力アクションだけではなく、細部にまで「モンスターハンター」の世界がひろがっている本作は、3月26日より全国公開予定です。
(c) Constantin Film Verleih GmbH
情報提供:東宝/東和ピクチャーズ