おたくま経済新聞

ネットでの話題を中心に、商品レビューや独自コラム、取材記事など幅広く配信中!

「公式が病気」の声続々 万博「ミャクミャク」とモンハン「フルフル」が狂気のコラボ

 大阪・関西万博、大阪ヘルスケアパビリオンの「XD HALL」に出展される「MONSTER HUNTER BRIDGE(モンスターハンター ブリッジ)」。その会場内ショップにて展開されるオリジナルグッズが3月24日に発表されました。

 全5種のグッズのうち、Xでひと際大きな注目を集めていたのが、万博の公式キャラ「ミャクミャク」のカラーリングが施された、奇怪竜「フルフル」のフィギュア。ゲームのファンであれば明らかに「混ぜるな危険」とわかるコラボに、「公式が病気」の声が続々寄せられています。

  •  奇怪竜「フルフル」といえば、全身は真っ白、目と耳が退化し、顔面には巨大な口だけというヒルの様な頭部を持つ大型モンスターの一種。他のモンスターとは明らかに一線を画す斬新なデザインで、シリーズ初期から登場するモンスターながら、一部のコアなファンに熱烈な人気を持つことで知られています。

     今回のコラボフィギュアでは、そんなフルフルが、ミャクミャクを思わせる真っ青のボディに。爪や羽の一部が赤でカラーリングされ、その不気味さがより一層引き立つ形となっています。……正直かなり怖い。

     しかしながら、ある意味ではイメージドンピシャともいえるコラボには、「二次創作かと思ったら公式という狂気」「公式が狂竜症にかかっておられる……」といったファンからのコメントが続々と寄せられ、いいねの数は4万5千件を突破。

     ほかのコラボグッズを紹介する投稿のいいね数は、数百件から数千件となっているため、フルフル×ミャクミャクのインパクトが、数字にも如実にあらわれる結果となりました。

     「EXPO2025 CFBスタンダードモデル Plus フルフル ミャクミャクカラーVer.」は、公式キャラクター「ミャクミャク」をイメージしたスペシャルカラーの「フルフル」のフィギュアと、専用の赤い台座、「ミャクミャク」のアクリルプレートと万博会場の背景シートがセットになった、万博会場限定アイテム。

     大阪・関西万博の開催日となる4月13日より、「2025大阪・関西万博 会場内 オフィシャルストア 東ゲート店 MARUZEN JUNKUDO」にて3300円(税込)で販売されます。

    (c)Expo 2025
    (c)CAPCOM

    <参考・引用>
    【公式】モンスターハンター ブリッジ/MONSTER HUNTER BRIDGE Official(@MH_BRIDGE_JP
    株式会社カプコン 3月24日発表プレスリリース

    (山口弘剛)

    あわせて読みたい関連記事
  • パビリオン予約をもう一度 大阪・関西万博の記憶に浸れるジョークサイトが誕生
    インターネット, おもしろ

    パビリオン予約をもう一度 大阪・関西万博の記憶に浸れるジョークサイトが誕生

  • 母に何気なく70年万博の話をしたら……“55年前の資料”にテンション爆上がり
    インターネット, びっくり・驚き

    母に何気なく70年万博の話をしたら……“55年前の資料”にテンション爆上がり

  • 期間限定で大阪・関西万博をモチーフにしたデザインも登場
    イベント・キャンペーン, 経済

    モリサワ、「フォント de スタンプ」公開 大阪・関西万博モチーフも

  • ナウルパビリオンの“虚無”展示がついに終了!?ようやく埋まった台座の真相
    インターネット, おもしろ

    万博ナウルパビリオン「虚無展示」終了も…常設展示はまだ“仮”だった

  • ミッドサマー(夏至祭)/北欧パビリオン(@nordicexpo2025)6月15日投稿より引用
    イベント・キャンペーン, 経済

    万博で「ミッドサマー」体験ができる!北欧パビリオンの告知にざわめきも?

  • 万博に「ポケットカメラ」持参 ミャクミャク像を撮影した一枚がノスタルジーあふれる仕上がりに
    ゲーム, ニュース・話題

    万博に「ポケットカメラ」持参 ミャクミャク像を撮影した一枚がノスタルジーあふれる…

  • 「万博くら寿司」予約席が転売対象に 運営が警告、予約取消しや法的対応も
    インターネット, 社会・物議

    「万博くら寿司」予約席が転売対象に 運営が警告、予約取消しや法的対応も

  • 万博遠足に行く息子からのリクエスト!父が作った本気の「ミャクミャク弁当」
    インターネット, おもしろ

    万博遠足に行く息子からのリクエスト!父が作った本気の「ミャクミャク弁当」

  • 万博記念公園のお知らせ
    社会, 経済

    万博記念公園、「大阪・関西万博」との混同に注意喚起 誤来園者が増加

  • フード付きタオル
    ゲーム, ホビー・グッズ

    被るだけでハンター気分!「モンハンワイルズ」のフード付きタオルが登場

  • 山口 弘剛‌Writer

    記事一覧

    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

    ▼こちらのライターの最新記事▼

  • パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始
    商品・物販, 経済

    パワーアップした「セブン‐イレブン 福袋 2026」 予約受付が11月18日開始…

  • ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる
    商品・物販, 経済

    ミニ四駆「レーサーズボックス」がトミカサイズに あの日のワクワクがよみがえる

  • あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤
    インターネット, おもしろ

    あなたならどうする?3歳とのババ抜きで丸見えのジョーカーに母、葛藤

  • エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は注意
    インターネット, 社会・物議

    エレコム、モバイルバッテリーの「PSEマーク」確認を呼びかけ 特にネット購入時は…

  • 「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト
    インターネット, びっくり・驚き

    「食べられる鉱物」誕生 透明感までも再現した甘くて美しいアメシスト

  • 「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か
    インターネット, 社会・物議

    「カクヨム」短期間の大量投稿に注意喚起 背景にAI生成作品の急増か

  • トピックス

    1. 汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      汗冷え対策は「ヒートテックの下にエアリズム」 ユニクロ公式発の裏ワザが再び話題

      屋内と屋外で寒暖差が大きく、着る服に悩みがちなこの季節、SNS上で「エアリズムの上にヒートテックを着…
    2. 「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      「ドラクエ7リメイク」にキーファ再会エピソード追加 衝撃展開にSNSでは「恨み節」も

      2025年11月12日午前7時に配信された「State of Play 日本」にて、「ドラゴンクエス…
    3. アカウント1の投稿

      【前編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ある日の調査作業の過程で、SNS「X」上において、急成長中の越境EC大手「Temu」のサポート担当を…

    編集部おすすめ

    1. 床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      床掃除はおまかせ!「モップ機能つき生ルンバ」と化すビションフリーゼがかわいい

      頭をぐりぐり動かしながら、床の上を滑っていく1匹のワンちゃん。飼い主さんが「モップ機能つき生ルンバ」と呼ぶビションフリーゼ・せとくんの動画が…
    2. 工場労働者2138人、1万時間の作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場労働者2138人、1万時間の手作業映像をオープンソース化 ロボット向け学習に活用

      工場向け自動化ロボットの研究開発を行うテクノロジー企業、Build AIが、工場労働者2138人による合計1万時間の作業映像をオープンソース…
    3. お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      お菓子の家……ならぬ「つまみの家」誕生 お酒が進むオトナの創作料理

      「解体しながら飲む」が合言葉。童話でお馴染みの「お菓子の家」を、そのまま大人向けに置き換えたような、その名も「つまみの家」がXに登場しました…
    4. 作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業でたき火を燃やす新感覚クリッカー「たき火と猫」登場 癒やしと集中を両立するチル系ゲーム

      作業中に「猫」と「たき火」の癒やしを感じながら集中できる……そんな新感覚のゲーム「たき火と猫」のSteamストアページが公開されました。本作…
    5. アカウント1の投稿

      【後編】それでも私は、書くことを選んだ―― Temu不審アカウントに挑んだ無名記者の記録

      ※この記事は前編からの続きです。前編では、Temuを名乗る複数のアカウントを調査する中で見えてきた構図をお伝えしました。ここからは、Temu…
    Xバナー facebookバナー ネット詐欺特集バナー

    提携メディア

    Yahoo!JAPAN ミクシィ エキサイトニュース ニフティニュース infoseekニュース ライブドア LINEニュース ニコニコニュース Googleニュース スマートニュース グノシー ニュースパス dメニューニュース Apple ポッドキャスト Amazon アレクサ Amazon Music spotify・ポッドキャスト