普段何気なく使っているものにもしも生命が宿ったら……最近は見かけることが減ってしまった「手紙」に目と足を付けたぬいぐるみ作品が、ツイッター上で話題になっています。
白いふわふわのボディにつぶらな瞳の手紙のぬいぐるみ。このあまりの可愛さに、「贈りたい、贈られたい」「かわいすぎます!」と出来栄えに対する称賛の声が相次ぎ、2万件を超えるいいねが付いています。
ぬいぐるみの作者はカネヒラさん(@simainusima)。は枠にとらわれず、好きなものをかわいく作るぬいぐるみ制作者です。これまでにもお寿司やコーヒー豆をモチーフにしたかわいいぬいぐるみを多数制作されており、自分が作ったぬいぐるみがEテレに映ることが夢なのだそう。
今回の手紙のぬいぐるみについて、カネヒラさんに聞くと「もし手紙が生きていたらどんな感じかな」という想像から誕生したそうです。ディテールにもしっかりこだわって作られており、実際の封筒のように開くことも可能。実際に送ることは出来ませんが、中に小さな宝物を入れるのも良さそうです。
ぬいぐるみの制作時間はバラバラで、簡単なものだとふだんは一時間ほど。イメージと違ったり作業工程が難しいものだと半日以上かかったりすることもあるそうです。今回の手紙のぬいぐるみは、試行錯誤しながらそれでも5時間ほどで作られました。
メールやメッセージアプリの普及で手紙を送ることはめっきり減ってしまいましたが、こんなにかわいい手紙のぬいぐるみが届けてくれるのなら、時間を掛けてでも手紙を書きたくなってしまいますね。
手紙のぬいぐるみです pic.twitter.com/ULADglgzqm
— カネヒラ (@simainusima) May 4, 2021
https://twitter.com/i/status/1389484790944993282
<記事化協力>
カネヒラ/空想アパートメントさん(@simainusima)
(山口弘剛)