普段はあまりキャッキャしたり怒ったりすることがない、恒温な性格の柴犬・こじろうくん。しかし、飼い主さんが投稿した写真のこじろうくんはしょんぼりしていて、完全に気持ちが落ち込んでいるように見えます。こじろうくんにいったい何が起きたのでしょうか。

 この日こじろうくんは「いつものサイクリング」だと思い込んで、ルンルンで飼い主さんの自転車のカゴに乗り込みました。ところが着いた先はこじろうくんの苦手なトリミングサロン……。

 5月22日に投稿されたツイートによると、写真は「洗われたり 絞られたり お爪ぱっちんされたりして、帰るところです」とのこと。

 こじろうくんは自転車のカゴに乗るのが本当に大好きで、飼い主さんが「チリンチリン乗るよー」と声をかけると、それまでどんなにダラダラしていたとしても「スチャッ!」と立ち上がり、準備運動(ストレッチ)を始めるのだとか。それくらい大好きなのに……こじろうくんにとっては、まさに天国から地獄に突き落とされた気分だったかもしれないですね。

 トリミングサロンでの施術一式がかなり嫌いなこじろうくん。この日もお店の近くまで来たら自転車のカゴの中で丸まって、鼻を「ピィピィ」鳴らしていたそうです。ちなみに、こじろうくんは肛門腺内に溜まっている分泌液を排出させる「肛門腺絞り」が一番嫌いみたいです。

 ツイートの写真は、そんな嫌なことをすべて終えた後の顔だったんですね。お察しします……。しかし、飼い主さんは「いつものことなので……」と苦笑い。「やっぱり、そうなるよね」という感じだったようで、それよりも「そういえば撮ったことなかったなぁ」と、しょんぼりしているこじろうくんを写真に撮ったとのことです。

 この投稿には約2万件のリツイートと約10万件のいいねが付き、「大切なモノを失ったような面持ち」「表情豊かで可愛すぎ」「この世の無常を悟ったような顔をしている……」など、多くのリプライが寄せられています。

<記事化協力>
T.Katsumiさん(@ChinaObachan517)

(佐藤圭亮)