絶対にやっちゃダメと言われれば言われるほど、やってみたくなるのが人間の心理ですが、それはどうやらワンちゃんにとっても同じだった模様。
シベリアンハスキーの北斎くんは、キッチンへの侵入防止のため設置された柵の向こうに何があるのか気になって仕方がない様子。ある時、扉が開いているのを見つけ、こっそりと中をのぞきますが……飼い主さんにはお見通しだったようです。
施錠されていない扉を顔で押し開け、「ふーんいろいろあるねぇ」といった様子でキッチンスペースを見回す北斎くん。その直後、自身にカメラが向けられていることに気付きました。
カメラをじっと見つめたまま固まる北斎くん。5秒ほどの沈黙の後、「あっ……これ見つかってるな……」と察したのか、何事もなかったかのようにその場を去っていきました。空気を読む姿が何とも面白いですよね。
室内で犬や猫を飼う上で、特にキッチンは火を扱ったり、刃物が置いてあったりするため注意が必要な場所。こうした入ってほしくない場所に柵やゲートを設置している方は多いと思います。
飼い主さんによると、今回のようにうっかり扉を開けたままにしてしまうことが時折あるのだそう。しかしそこは飼い主さんとの約束をしっかりと守った北斎くん。若干の葛藤はあったものの、実は見られていたということもあり強行突破は踏みとどまったようです。
この様子に「あと一歩足が入ったら叱るところだったので、ギリギリラインをよく分かってるなーと感心した」という飼い主さん。動画をツイッターに投稿すると2万件を超える「いいね」が付くなど、大きな反響が寄せられました。
返信欄には「足入れてないからセーフ!おりこう」「目が合ってしばらくの間がたまらんですわ」などのコメントが。北斎くんのおちゃめな姿はたくさんの方へ笑いを届けたようです。
飼い主が背を向けている間に、入っちゃいけないキッチンスペースに「ふーんいろいろあるねぇ」って顔をつっこんでいるところを隠し撮りされてることに気づいて何事もなかったように去る犬 pic.twitter.com/gBidgBOjB6
— 北斎@ハスキー犬 (@NEAL_doganddog) January 13, 2022
<記事化協力>
北斎 ハスキー犬さん(@NEAL_doganddog)
(山口弘剛)