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その発想はなかった!お菓子作家考案のおにぎり型シュークリーム「おむシュび」

 洋菓子の定番であるシュークリーム。その形状といえば、多くの方が丸い形をイメージすると思いますが、そんな常識を覆す三角形のおにぎり型シュークリーム「おむシュび」を作ったのは、お菓子作家のぎーすけさん。

 中にはそれぞれのシュー生地にあわせて、抹茶やチョコといった異なる4種類のクリームがたっぷりと詰まっており、とってもおいしそう。見た目だけでなく、味も楽しめるバラエティに富んだ作品に仕上がっています。

  •  実は過去にもおにぎり型のお菓子を作ったことがあるぎーすけさん。以来、「スイーツを見るとおにぎり風に出来ないか?」と考えるようになったというほど、この形に強い思い入れがある模様。今作のアイデアも「今までにない形のシュークリーム」をコンセプトに考えた時に、真っ先に思い浮かんだと言います。

     印象的なおにぎりの形は、シンプルに三角の型の中にシュー生地を絞って焼く、というものですが、その目の付け所が非常にユニーク。海苔に見える黒色の部分にはブラックココアのクッキーを使用し、クリームにはさつまいもペーストやガナッシュが使われているなど、食感や味へのこだわりももちろん忘れていません。

     また、ぎーすけさん自作のオリジナルパッケージもみどころ。透明のフィルムにそれぞれの味が書かれたシールが貼られたシュークリームは、コンビニ等で見かける本物のおにぎりにそっくり!このまま陳列されていても、まったく違和感を抱かないどころか、おにぎりと間違えて手に取ってしまいそうです。

    ユニークなおにぎり型シュークリーム

     本作はぎーすけさんのオリジナル作品につき、販売は行われていませんが、見るからにおいしそうですよね。しかしながら、その出来栄えについては「何を作って食べてもそうなんですが、味やデザインは『もっと良くなるんじゃないかな?』って毎回反省してます」と控えめにコメント。改善の余地があると考えているからこそ、次々と新しい発想が生まれてくるのでしょう。

     投稿には「かわいい!」「食べてみたい!」といったコメントをはじめ、「商品化したら売れそう」「コンビニとコラボしてくれないかな……」といった声も。苺、抹茶、チョコ、おいもとズラッと並んだ「おむシュび」。あなたはどれが食べてみたいですか?

    <記事化協力>
    ぎーすけさん(@gi_kun_cake)

    (山口弘剛)

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  • 山口 弘剛‌Writer

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    鹿児島出身・鹿児島在住。私生活では妻と共に2人の子どもを子育てしながら、地元のサッカークラブを熱烈応援中。仕事は元アパレル店長、元ゲームショップ店長を経験。現在はライター、イラストレーターとして活動。

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