何度経験してもなかなか慣れない注射。「注射」と聞くだけで、不安な気持ちが押し寄せる人もいると思います。そんな時、頼りになるのがお医者さんや看護師さん。子どもの頃に注射を打つ前、優しく話しかけてもらった経験があるのは、私だけではないはずです。

 内科医であるツイッターユーザーのおうまチャンネルさんもその1人。患者さんを安心させようと取った行動が、あらぬ誤解を招いてしまったエピソードが話題になっています。

 投稿によると、「処置のとき不安気なこどもの手を握って安心させることはよくある話」とのこと。この日も例にもれず、元々不安の強い子に対して注射の準備中に手を握ったところ、なにやら考えごとをしている様子。

 そして、おもむろに口を開くと……。

「…先生はそうやっていろんな女の人の手を握ってきたの?」と、衝撃的な一言。

 おうまチャンネルさんに話を聞くと、患者さんは小学校中学年。この日が初対面だったそうです。誰も予期せぬこの発言に、「上司看護師爆笑」、「絶句する僕」、「慌てふためくお母さん」。その場のカオスな空気感が読み取れます。

 この投稿には、「先生の誠意が全く伝わってないw」、「不安の強い子とのことだが注射への不安だったのかモーションかけられる不安だったのか」などの反応が寄せられています。

 「で、握ってきたんですか?」の質問には、おうまチャンネルさんから「握ってないです」と返信も。「自分は本当に女性と手を繋いだことのない万年モテない男」とのことですが……。

 一方で、お母さんは「普段は他人にそんなことは言わない子」、「どこでそんな言葉を覚えたの…やっぱりyoutubeかな…」と苦笑いしていたそうです。

 加えて「先生に親しんでくれた証かもしれない」とのこと。予想だにせぬ展開に絶句したおうまチャンネルさんでしたが、「子どもを安心させる」という本来の目的はしっかりと果たせたようです。

<記事化協力>
おうまチャンネル C101新刊メロンブックスさま委託中さん(@ouma_channel)

(一柳ひとみ)