飼い主さんに撫で撫でしてもらいたいという気持ちが強すぎて、「お願い」がもはや「命令」になってしまっているのは、元保護猫の小鉄くん。

 飼い主さんへの圧を強めにして頭を差し出しており、もう逃げ場はありません。目の前でこんなことをされたら、飼い主さんはもちろん、誰でも撫でてしまうのではないでしょうか。

 小鉄くんは非常に甘えん坊な性格で、人間が大好き。飼い主さん曰く「かまってちゃんで、愛が重めの猫」とのこと。

 ツンデレな性格の子が多い猫ちゃんたちなので、もしかしたら羨ましく思う猫飼いの人もいるかもしれません。

■ 寝る時以外「撫でろ!」

 今回、飼い主さんがTwitterに投稿した写真は、こんな小鉄くんの性格が出た1枚といえるでしょう。

 「撫でてと言うより撫でろな姿勢」というコメントと共に投稿された写真には、お辞儀をするように自分の頭を差し出す姿が写っています。

 飼い主さんに話をうかがうと、小鉄くんの「撫でろな姿勢」は寝ている時以外は常におこなわれるそう。

 飼い主さんのことをずっと見つめて、「抱っこして!」「撫でて!」と要求してくるのだとか。いや、この場合は「抱っこしろ!」「撫でろ!」と表現した方がいいでしょう。いずれにしても飼い主さんの心の休まる時間は少ないようです。

■ 撫でる時間が無い時は逃げる!

 そして撫でてからも要求がやむことはありません。そのため撫でたりやめたりを繰り返しているそう。時間が無い場合は、少しだけ撫でて、あとは小鉄くんの前から逃走するといいます。時間が無い時は、それも仕方がないですよね。

 今回もテーブルの上で、飼い主さんの視界に入る場所で強めの圧をかけてきたそうです。そのため「これは、お願いじゃなくて命令だな」と観念。小鉄くんの命令は、これから先も続いていきそうです。

 この投稿には写真を見た人たちから「クンクンしたくなる」「喜んで撫でさせていただきます」などの声が寄せられ、飼い主さんの代わりに撫で撫でしたい人がたくさんいます。

<記事化協力>
コテちさん(@Tore_2021

(佐藤圭亮)