SNSを利用していると、時折ショッキングな動画を目にすることがあります。検索をしているわけではないのに、タイムラインに流れてきて自動再生された映像に心を痛めたことがある方も多いでしょう。
2023年11月6日現在、X(Twitter)ではショッキングな動画が拡散され、意図せず目にしてしまう人たちが朝から続出。「朝からやなもの見てしまった」「心が痛い」などと投稿されています。
こうした事態を防ぐためにチェックしておきたいのが「動画の自動再生」の項目。タイムラインに流れてくるものは予測できませんが、動画の自動再生を設定で止めることができる機能です。
■ 設定方法
設定方法は簡単です。
スマホの場合は、まず、タイムライン左上の自身のアイコンをタップし、サイドバーを開きます。パソコンからの場合は、左側のメニューの下の方にある「もっと見る」をクリック。
次に一番下にある「設定とサポート」から「設定とプライバシー」をタップします。
すると画面が切り替わるので、下部の「アクセシビリティ、表示、言語」から「アクセシビリティ」をタップ。少し下にスクロールしたところにある「動き」の欄に「動画の自動再生」があるので、これをタップし「オフ」にすれば設定完了となります。
元のタイムラインに戻ってみると、投稿された動画に「青丸の再生マーク」が表示され、見たい場合だけ任意で再生できるようになっています。投稿文などから内容が推測される場合もあるものの、少なくともショッキングなシーンを何の前触れもなく目にしてしまうことは避けられます。
そもそも、こうした動画を投稿、拡散する側の行動もいかがなものかと思いますが、自衛のためにも「動画の自動再生」を「オフ」に設定しておくことをおすすめします。設定を利用した上で、さらに必要に応じて通報やミュートといった対応をとると良いでしょう。
(山口弘剛)