「大丈夫です、犬が詰まってるだけです」とSNSに投稿したのは、沖縄県久米島のイーフビーチ目の前にあるスポーツショップ「久米島スポーツ アクティブ」。

 店舗敷地内の側溝になにやら詰まっているようですが……。

■ 溝に詰まって涼をとる大吉くん

 溝に詰まっているのは、看板犬の大吉くん。おっとりとした人懐っこい性格の雑種犬で体重は12kgほどといいます。

看板犬の大吉くん

 そんな大吉くんのお気に入りの場所は、店舗裏にある溝。特に夏の間は、この溝に自ら詰まっているのだとか。大きな体で狭い側溝に詰まっている姿がなんとも可愛らしいですが、なぜ詰まっているのでしょうか?

 投稿者によると、「この場所は日陰の時間が長く風通しが良いこともあり、体の三方を包むコンクリートの溝が冷たくて心地よいのではないか」とのこと。

 他の隙間にもハマっていることがあるという大吉くん。狭い隙間とコンクリートのひんやり感にハマっているようです。

「溝ハマリーヌ」は夏の風物詩

■ 「溝ハマリーヌ」は夏の風物詩

 常連客の間では、この「溝ハマリーヌ」が夏の風物詩になっているようで、お店に大吉くんが見当たらない時には、溝にハマっているのを期待してわざわざ店舗裏まで見物にいくのだとか。

 一方で、海へ向かう通行人など、初めて「溝ハマリーヌ」を目撃した人は「え……何?」と驚くとのこと。そんな話し声や笑い声が聞こえてくると、投稿者達は店内で「あ、今大吉が溝に詰まっているんだな」と思うのだそうです。

<記事化協力>
久米島スポーツ アクティブ(@ACTIVE_KUMEJIMA

(一柳ひとみ)