こんなにキレイなアラレちゃん走りのできる逸材がいたなんて……! 人間も思わずビックリの猫さんがSNSで話題です。

 貴重なシーンを捉えたのは、2匹の保護猫、ジン君・ウミちゃんの飼い主さんであり、国内外での受賞歴を持つフォトグラファーの小野一俊さん。

小野一俊さん公式Xより

 おたくま経済新聞では以前も「にゃんこバレエ団」として、その美しい姿を取り上げました。

 今回Xにポストされた写真には、「キーン!」と“本家”ばりのセリフが聞こえてきそうな表情をうかべ、「アラレちゃん走り」するジン君の姿が。涼し気な顔といい、本当に自らポーズを決めているように見えますが、いったいどんなシチュエーションで撮影されたのでしょう。小野さんに聞いてみると……

 「羽根つきのボールで遊んでいたら、初めて見るおもちゃだったので、物珍しさも相まって本気でおもちゃを追いかけている最中に偶然撮影されました」(小野さん)

 偶然の瞬間を捉えたにしてはあまりにバッチリすぎる「アラレちゃん走り」。当の小野さんも「あのアラレちゃんの走り方って、現実に存在する形だったんだ……」と、驚きを隠せなかったといいます。

 猫ちゃんを家族に迎えている方々の中には、「愛猫の決定的ポーズを撮りたい!」と日々シャッターチャンスを狙う方も多いと思います。こんな素敵な瞬間を写真に収めるためには、どれくらいカメラの腕を磨いたほうがよいのでしょうか。小野さんにコツを聞いてみると……

 「いつも猫ちゃんと遊んだり、コミュニケーションを自然と取っていれば、いろんなチャンスが出てくるのだと思います。強いて言えば、常に決定的瞬間を逃さないように、いつも近くにカメラを置いておくことが一番だと思います」(小野さん)

 素敵なポーズを収める一番の秘訣は、猫ちゃんへ愛情たっぷりの眼差しを常に注ぎ続けることなのかもしれませんね。小野さんのXやInstagramでは、今回登場のジン君とウミちゃんのドラマチックな瞬間をたくさん見ることができます。

<記事化協力>
小野一俊さん(X:@kazutoshi_ono_/Instagram:@kazutoshi_ono_photo

(天谷窓大)