雨の日のワンちゃんのお散歩に、あると便利なレインコートですが、あまり着用したがらないワンちゃんも多いことでしょう。

 Xユーザー「ほ」さん(以下、飼い主さん)の実家で暮らす柴犬「達(さとる)」くんもちょっぴり苦手としていたようですが……なんとお米の袋で作ったレインコートはなぜかお気に入りになったもよう。背中に見える「こしひかり」の文字がいい味を出しています。

 レインコートを着たがらないけど、体が濡れるのも嫌がる、というさとるくん。飼い主さんは思案の末、以前ネットで見かけてかわいいなと感じていた米袋レインコートを作ってみることにしたのだそう。

 さとるくんは生後5か月ながら、体重が10kg近くあるため、米袋も10kgのものを使用。袋の上下を切って筒状にし、足とお腹部分を切りとれば完成です。カンタンに作れるところも大きなメリットのひとつでしょう。

米袋レインコートの作り方

 市販のレインコートの場合は、足を通す段階で嫌がってしまい、着せてもその場から一歩も動こうとしないそうですが、米袋レインコートの場合はサッと着てくれ、着用直後から歩けるなど反応も上々。散歩中の軽快な足取りからも、ご機嫌な様子が伝わります。

苦手な雨の日でも足取り軽く散歩しています

 これには飼い主さんも「晴れた日と変わらないくらい歩いてくれて、本当に『米袋をレインコートにするの思いついてくれた人ありがとう!』と感謝と感動の気持でいっぱいでした」と、高い効果を実感すると共に、さとるくんの変わりように驚いたようでした。

ゴキゲンな様子のさとるくん

 米袋レインコートを気に入った理由については、さとるくんのみぞ知るところですが、もしもワンちゃんの飼い主で、同じような悩みを抱えている方がいれば、米袋レインコートを試してみる価値はあるかもしれませんよ。

<記事化協力>
ほさん(@zips_hoko

(山口弘剛)