飼い主の言葉をある程度理解している犬。会話の中で愛犬の名前をだすと「呼ばれた?」と勘違いし反応するワンちゃんは多いのではないでしょうか?

 SNSユーザーのなんこつさん(以下、投稿者)宅で暮らすなんこつちゃんも、自分の名前や「さんぽ」などの単語に反応してしまうのだとか。そこで投稿者宅では、なんこつちゃんに気付かれないように、家族にだけわかる隠語を使って会話をするそうです。

■ 散歩は「白モフに紐つけるやつ」

 なんこつちゃんは、ペキニーズとポメラニアンのミックスの2歳の女の子。普段はおっとりとした性格ですが、散歩が大好きななんこつちゃんは飼い主の口から「さんぽ」という単語が出た途端、「えっ!さんぽ?ほんと?さんぽにいくの?いついつ?」と大興奮し、キラキラした目で見つめてくるといいます。

 そのため、家族で散歩の話をするときは「なんこつちゃんの散歩」を「白モフに紐つけるやつ」と表現し、なんこつちゃんが変に期待しないように気を付けているそうです。

犬飼いには隠語が必要?

■ 他にも隠語が存在

 なんこつちゃんは自分の名前や「さんぽ」以外にも、「おやつ」や親友の名前「ポポちゃん」という単語も理解し反応するため、「おやつ」は「口から入れる美味しいやつ」、「ポポちゃん」は「POPO(ピーオーピーオー)」など、家族で話すときは隠語を使うことがよくあるといいます。

 投稿者がユーザーに「みんなは愛犬の名前を隠す時なんて呼んでる?」と問いかけたところ、様々な隠語が存在することが判明。

 犬の名前は「白い丸いの」や「茶色」、「グレー」など体毛の色に変換したり、「先生」、「毛玉ちゃん」、「坊ちゃん」などのあだ名にしたりと工夫しているというコメントや散歩は「お外」、「歩きに行く」、ごはんは「モーニング」や「ディナー」などに変換しているという声が集まっています。

 愛犬に気付かれたくない時に、隠語を使って会話をしている飼い主は投稿者だけではないようです。

<記事化協力>
なんこつさん(@nankotsudesu315

(一柳ひとみ)