子どもから大人まで、幅広く楽しめる「折り紙」で、首根っこをつかまれてだらんとするポーズをとる猫を模した作品「つままれニャンコ」をXに投稿したのは「案山子(かかし)」さん(以下、投稿者さん)です。カワイイ!

 作品の出来栄えが素晴らしいのはもちろんですが、なんとこのニャンコ、小学6年生の長男さんが折ったのだそう。大人が作ったと言われても驚きですが、まさか小学生が作ったとは……二度びっくり。

 投稿者さんに話を聞くと、息子さんは小学2年生ごろから折り紙作品をよく作るようになり、時々、ふとした時に折ったりなど親子で楽しんでいるのだそう。Xには過去の作品も投稿されており、その技術の高さがうかがえます。

怪獣モチーフの作品

龍をモチーフにした作品

 作品は基本的に、折り紙の本を見ながら折っているそうで、今回の「つままれニャンコ」においても同様ですが、それでもこの出来栄えには感心するばかり。これほどの作品になると、大人でも折るのは至難の業でしょう。

 もちろん、長男さんも簡単に折れたわけではなく、なんと丸一日ほどの制作期間を経て完成にこぎつけた作品であるとのこと。投稿者さん曰く「自分が好きな事にはガッツリのめり込むタイプ」だそうで、その集中力の高さには脱帽の一言。

 完成の暁には「見て見て!!」「出来たー」と、うれしそうに作品を見せてきたという長男さん。これまでは怪獣や龍といったかっこいいモチーフを選ぶことが多かったので、その作風の変化に投稿者さんも「今回はかわいい作品を作ったな」と感心したようです。

 息子さん渾身の一作を載せた投稿に、ついた「いいね」の数はなんと34万件超。「すごい才能」「手先器用ですね」と絶賛の声が相次ぐなど、その出来栄えに多くの方が感嘆したようす。

 この大きな反響には、投稿者さんも驚く一方「今後、改めて折り紙を親子で楽しみたいと思います」と、うれしさをにじませていました。

<記事化協力>
案山子(かかし)さん(@kakasi108311

<出典>
書籍:「折り紙キャッツ&ドッグス プレミアム」
著者:山口真
作品名:つままれにゃんこ
作家名:萩原元

※10月25日更新:初出時よりタイトルを変更いたしました。本文では本を参考に作成したと記しておりましたが、タイトルに「作者」と記したことで、「考案者」と誤解を招く表現となっておりました。この点訂正しお詫びいたします。
・初出:折り紙作品「つままれニャンコ」の作者はなんと小学6年生 高い完成度に驚愕
・訂正:折り紙作品「つままれニャンコ」が話題 折るのにかかった時間は丸一日。

※10月29日更新:折り紙作品「つままれニャンコ」の出典を追記しました。

(山口弘剛)