2025年1月14日
株式会社トルク（東京都渋谷区、代表取締役 本田一幸、以下「トルク」）と、デジタルマーケティング全般と映像制作を強みとする株式会社gootbox（東京都渋谷区、代表取締役 石井宏幸、以下「gootbox」）は、このたび共同で「アクセシビリティ向上支援サービス」を開始しました。本サービスは、両社の専門性を融合し、ウェブサイトや動画コンテンツ、デジタルプロモーションにおいてアクセシビリティを強化することで、企業のブランド価値向上と多様なユーザー体験の実現を目指します。
背景
2024年の障害者差別解消法の改正施行により合理的配慮が民間企業にも義務化され、社会全体でダイバーシティ・エクイティ＆インクルージョン（DEI）への取り組みが急速に進んでいます。多様なユーザーがストレスなく情報にアクセスできる環境を整えることは、企業ブランディングや顧客ロイヤルティ向上のためにも不可欠です。また、動画やウェブサイトの利用が増加するなか、アクセシビリティを確保するためには専門的なノウハウと技術力が求められています。
トルクは、デザインやモダンフロントエンド技術、アクセシビリティ向上施策において豊富な実績を有しています。一方、gootboxは高品質な映像制作と大規模なウェブサイト構築で多くの企業を支援してきました。今回の協業により、両社の強みを掛け合わせ、アクセシビリティ施策をワンストップで提供する包括的なサービスを実現します。
サービス概要
本サービスは、以下のプロセスを中心に展開します。
- 現状診断・課題抽出
・ウェブサイトや映像コンテンツを分析し、W3CのWCAG（ウェブ Content Accessibility Guidelines）や関連ガイドラインに基づく改善ポイントを明確化。
- アクセシビリティ設計・ガイドライン策定
・優れたデザイン性とアクセシビリティを両立させる設計指針を策定。
・映像の字幕や音声解説（オーディオディスクリプション）、ウェブサイトの構造設計、色彩設計など、企業のブランディングを阻害しない形で施策を具現化。
- 改善実装・クリエイティブ制作
・gootboxが強みとする高品質な映像制作力と、トルクのフロントエンド技術、AIソリューションを活用し、実際の改善施策を実装。
・アクセシビリティに配慮した映像コンテンツ編集や、CMS・フロントエンドでのマークアップ最適化などを行う。
- 検証・運用サポート
・実装後のユーザーテストや解析データをもとにPDCAサイクルを実施。継続的な品質向上と、社内教育や啓発活動をサポート。
・社内教育やアクセシビリティに関する啓発活動の支援も含め、企業全体でのアクセシブルな文化づくりに寄与。
特長・メリット
- ウェブと動画の一括対応
フロントエンド技術と映像制作を組み合わせた、マルチプラットフォームでのアクセシビリティ最適化。
- ブランド体験の強化
企業のブランドイメージを崩さずに、多様なユーザーが満足できるコンテンツを提供。
- 最新技術の活用
AI・データ解析を駆使した、自動字幕生成やユーザビリティ改善の継続的モニタリングが可能。
- 総合的なコンサルティングアプローチ
課題抽出からガイドライン策定、運用までワンストップでサポートし、DX推進を支援。
今後の展望
gootboxとトルクは、アクセシビリティ領域におけるノウハウをさらに深化させ、AI技術を活用した自動翻訳や字幕生成など、新たなサービスの開発に取り組んでいきます。また、業界ガイドラインや法令への準拠を支援するとともに、運用担当者向け教育プログラムを提供することで、企業のアクセシビリティ推進を包括的にサポートしてまいります。
会社概要
株式会社トルク
- 所在地：東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目51-7 PORTAL POINT HARAJUKU ANNEX 4F
- 代表者：本田 一幸
- 事業内容：ウェブ制作、デザインコンサルティング、モダンフロントエンド開発、AI活用支援、アクセシビリティコンサルなど
- サイトURL：https://trq.co.jp/
株式会社gootbox
- 所在地：東京都渋谷区恵比寿西1-33-15 EN代官山ビル4F
- 代表者：石井 宏幸
- 事業内容：映像制作、ライブ配信、3DCG・アニメーション制作、プロモーション企画、ウェブ制作・大規模ウェブサイト構築、DXコンサルティングなど
- サイトURL：https://www.gootbox.co.jp/
本件に関するお問い合わせ先
株式会社gootbox AAAGT事務局
- Tel：03-6812-9801
- Email：AAAGT@gootbox.co.jp
- 担当者名：越野・三代
