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産業医科大学病院で「赤ちゃんの頭のかたち外来」に関する院内説明会を開催

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株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO大野秀晃、以下当社)は産業医科大学病院主催の「赤ちゃんの頭のかたち外来」説明会を共催し2025年2月10日(月)に開催しました



 近年、乳児の頭のかたち(ゆがみ)への社会的関心が高まっています。特に位置的斜頭症に対するヘルメット治療が注目を集める一方、頭蓋骨縫合早期癒合症などの病的な頭蓋変形との鑑別診断が十分に行われず、不適切な治療に至るケースが報告されています。
 こうした背景を受け、福岡県北九州市の産業医科大学病院では、医療従事者や院内スタッフを対象とした院内向け説明会「赤ちゃんの頭のかたち外来について」を開催しました。本説明会では、同大学病院にて昨年6月に開設された「赤ちゃんの頭のかたち外来」(※注)の実績や、病的頭蓋変形の患児に対するアプローチなどについても紹介されました。
 産業医科大学病院では、位置的斜頭症の患者様への矯正治療にとどまることなく、頭蓋骨縫合早期癒合症の患児への手術を行い、当社製ヘルメットを用いた術後治療も行っています。適正な頭蓋健診によって病的頭蓋変形の早期発見につながり、また外科的手術、術後管理を一気通貫で提供することで、患者さまとそのご家族にとって、安心・安全な医療体制を構築しています。
 今回の説明会は、乳児の頭蓋変形に関する正しい知識の普及と、適正な頭蓋健診および適正なヘルメット治療を行うための院内連携強化を目的に開催されました。脳神経外科・形成外科・小児科・産婦人科などの医療従事者が多数参加し、ヘルメット治療や発達フォローを含む多角的な視点での発表と意見交換が行われました。平日夜間にもかかわらず、当日は60名を超える参加者が会場に集まり、大変な盛況ぶりとなりました。
※注:産業医科大学病院に「赤ちゃんの頭のかたち外来」が開設/ジャパン・メディカル・カンパニー社製のヘルメットを用いた「赤ちゃんの頭のかたち」矯正治療(ヘルメット治療)が受けられるようになります

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「赤ちゃんの頭のかたち外来」を担当し、院内説明会を開催した医師よりコメント
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産業医科大学医学部脳神経外科 助教 長坂昌平先生
● 日本脳神経外科学会専門医・指導医
● 日本脳卒中学会専門医
● 日本神経内視鏡学会技術認定医
● 日本小児神経外科学会認定医
● 日本がん治療認定医




 今回、産業医科大学病院内で脳神経外科、形成外科、小児科、産婦人科の医師を含めた職員の方々を対象に北九州初の「赤ちゃんの頭のかたち外来」の開設の経緯や外来の目的など周知するために説明会を開催しました。
 内容は病的及び位置的頭蓋変形の概要、診察方法や頭蓋骨縫合早期癒合症の早期発見、早期治療(内視鏡支援下縫合切除術+術後ヘルメット治療)の意義、また位置的頭蓋変形症(いわゆる向き癖)に対してのヘルメット治療の効果などについて説明をしました。
 今後は各科の連携だけでなく、近隣施設との連携も強化し地域全体(特に九州地方)で質の高い「頭のかたち外来」の専門的な医療を提供できる体制を構築していきたいと考えています。
 「頭のかたち」で困った際には直ぐに産業医科大学病院に相談をしてください。各科で連携と図りながら適切な治療をしていきます。


 今回の説明会は、「赤ちゃんの頭のかたち」に関する適正な頭蓋健診と適正なヘルメット治療の重要性を共有する有意義な機会となりました。
 当社は今後も医療機関との連携を深め、適正な頭蓋健診と適正なヘルメット治療という概念そのものの普及と、疾病啓発の促進に取り組んでまいります。
製品情報:Qurum Fit(クルムフィット)
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46445/115/46445-115-fdcfe6e4914184d44365de2651170bda-3900x2601.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーは、長年にわたり頭蓋形状矯正ヘルメットの製造と開発に取り組んできました。このたび、脳神経外科、小児科、新生児科、小児外科、形成外科の専門医とともに開発検討委員会を立ち上げ、共同開発を実施。その成果として誕生したのが、最先端の3Dプリンタ技術を駆使して製造された日本製ヘルメットであるクルムフィットです。東京発の下町ベンチャーとして、荒川区にある自社工場で完全自主製造をしています。
 クルムフィットは、高い通気性を備えた設計によりムレを防ぎ、快適な使用感を実現しています。ヘルメット本体だけでなくクッション部分も水洗いが可能で、衛生面にも配慮されています。赤ちゃんのために細部までこだわり抜かれたデザインと機能性が特徴で、快適さと効果を両立させた製品です。
 日本国内の信頼ある医師との共同開発によるプロダクトとそのプロダクトを用いた優れた医療サービス体制が評価され、シンガポール最大の女性・小児医療専門の公立病院であるKK Women’s and Children’s Hospitalでもクルムフィットを用いた頭蓋矯正治療が採用されています。
 当社は製品の高い品質だけでなく、治療の安全性と信頼性を確保するための体制にも注力しています。当社製品を取り扱う医師には、必ず弊社主催の研修会「位置的頭蓋変形に対するヘルメット適正治療研修会」への参加をお願いしています。また、治療経験を持つ先行施設(大学病院またはこども病院)での診療への実地見学を通じて、より治療サービスに対する深い洞察を得ていただいています。ヘルメット治療導入後も継続的に研修会に参加していただくことで、最新の知識と技術を共有し続ける仕組みを整えています。
 こうした取り組みは、親御様が安心して頭蓋健診やヘルメット治療を受けられる環境を提供するため、一般社団法人日本頭蓋健診治療研究会の理事を中心とした専門医と協力して進めているものです。
 「最高の安心」をお届けするために。私たちは、ヘルメット治療の導入からその後のフォローアップまで、製品だけでなく徹底した品質管理とサポート体制を通じて赤ちゃんとそのご家族を支えています。私たちは、未来の医療を支える革新的な製品づくりを通じて、安心と健康を提供し続けてまいります。
https://babyhelmet.jp/product/

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーについて
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/46445/115/46445-115-183574fda40691e418c81994387a794a-3900x1560.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


 ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を活用し、医療の新たな可能性を切り拓くものづくりベンチャー企業です。1897年創業の鉄鋼メーカー「大野興業」を前身とし、130年以上にわたり培われた技術力とものづくり精神を基盤に、革新的な医療製品の開発を続けています。
 1999年には、積層造形技術(3Dプリント)を活用したリバースエンジニアリングを導入し、耳小骨などのヒト骨模型製法で特許を取得しました。この技術を基に、術前シミュレーション用3D模型や教育練習用模型の開発を数多く手がけ、脳神経外科や耳鼻咽喉科領域を中心に、手術前シミュレーションや認定医試験等の場面で当社製品が活用されています。
2012年には、国内初の頭蓋矯正ヘルメット「Aimet(アイメット)」を脳神経外科医との共同開発により発表。2018年にジャパン・メディカル・カンパニーとして独立し、医療分野でのさらなる成長を遂げました。
 現在では、頭蓋矯正用ヘルメット「QurumFit(クルムフィット)」および「Qurum(クルム)」、乳児の頭蓋変形の程度を簡便に計測できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」、ヘルメット治療を支援する「metto(メット)アプリ」などの製品を開発・製造・販売しています。当社は、医療分野における新たな価値の創出を目指し、革新を続けています。
 これまでに、当社の頭蓋矯正ヘルメットを用いた治療は累計17,000症例以上に達しており、ヘルメット治療の認知拡大や普及に努めています。また、頭蓋形状矯正という新しい概念を広めるとともに、疾病啓発活動を推進し、より良い医療環境の実現に貢献してまいります。

■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー
■設立:2018年5月
■代表取締役CEO:大野秀晃
■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売
■URL: https://japanmedicalcompany.co.jp

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニーのプレスリリース一覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/46445

本リリースに関するお問い合わせ・ご質問はこちら
株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー コーポレイト・デザイン室 柳本 瑞穂
TEL:03-5829-8342 / choice@japanmedicalcompany.co.jp

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