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オトナル、朝日新聞社と共同で「ポッドキャスト国内利用実態調査」の結果を公開。全年代利用率で、NetflixやFacebook、雑誌、ABEMAを上回る結果に

update:
   
オトナル
~調査を開始した2020年から、国内のポッドキャスト利用は拡大傾向に~



株式会社オトナル(本社:東京都中央区/代表取締役 八木太亮、以下、オトナル)および株式会社朝日新聞社(以下、朝日新聞社)は、2025年2月28日、昨年12月に共同で実施したポッドキャストの利用実態調査の概要を「PODCAST REPORT IN JAPAN 第5回ポッドキャスト国内利用実態調査」として公開しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-274ea1bbd329ed268d73ef4b5799fbb7-1433x1076.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


ポッドキャスト国内利用実態調査について
「ポッドキャスト」は、世界的に普及するインターネットラジオメディアであり、代表的な音声配信手法の一つです。誰でも音声配信を行うことができ、手軽に音声コンテンツをスマートフォンやPCから聴くことのできる方法として、世界各国で利用されています。

米国におけるポッドキャストの広告市場は、2023年に前年比+5%の19.25億ドル(約2,867億円 ※)となり、2026年には約25.62億ドル(約3,815億円)の市場規模となる見込みであるなど*、ポッドキャストはデジタルマーケティングにおける新たなメディアとして注目が集まっています。

『PODCAST REPORT IN JAPAN ポッドキャスト国内利用実態調査』は、日本国内におけるポッドキャストの利用状況とユーザーへの理解を深めるために、オトナルと朝日新聞社が1年に1回、共同で行っている調査です。2020年の第1回調査から、今回で5度目の実施となります。
今回は、15歳から69歳の男女10,000人を対象に2024年12月6日~12月7日に調査を実施しました。本レポートにて、ポッドキャスト利用率、利用シーン、利用方法、他メディア比較などをまとめています。

*IAB「U.S. Podcast Advertising Revenue Study(May 2024)」より
※ 換算為替レート=148.92円(2025年2月26日時点 TTM)

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▼「PODCAST REPORT IN JAPAN 第5回ポッドキャスト国内利用実態調査」
https://otonal.co.jp/podcast-report-in-japan05
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※本リリースの調査結果・グラフをご利用いただく際は、必ず【オトナル・朝日新聞社調べ】とご明記ください。
調査結果のサマリー
- ポッドキャストユーザーの全年代の利用率平均は17.2%。10代(15~19歳)では人口の34.0%、20代では27.3%と若年層の利用率が高い。
- ポッドキャストの利用率は、全年代ではTikTokに次いで高く、Facebookを上回る。
- ポッドキャストユーザーは、非ユーザーと比べて、選挙への参加率が高い。
- ユーザー全体の約5割が、30分未満の番組をよく聴取している。10代は約4割が20分未満の番組をよく聴取している。
- 聴取プラットフォームの利用率ではYouTubeが1位。Spotifyが2位。
- ユーザーのうち、ビデオポッドキャスト視聴経験があるのは30.7%。
- ユーザーの5割以上が、ポッドキャストで聴いた商品や場所、サービスについて検索したり、購入・訪問したりしたことがある。
- YouTubeやテレビを含む7媒体で比較すると、ポッドキャストユーザーはZ世代(15~29歳)の比率が最も高く、特に20代の比率ではTikTokを上回り最も高い。

調査結果の詳細(抜粋)
■ポッドキャストは若年層の利用率が高い。15~19歳では約3人に1人、20代では4人に1人
一般ユーザーを含めた10,000人を対象にした調査では、月間のアクティブユーザーに該当する、ポッドキャストを1ヶ月に1回以上使用する人の割合は17.2%でした。
特に15~19歳の利用率は34.0%(前年比1.2%増)、20代の利用率は27.3%(前年比2.3%増)となり、前年よりも比率が大きくなっています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-b5a9bb49497555cf045526cb470b8602-1438x1078.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■国内のポッドキャスト利用率は、2020年から拡大傾向に
調査を開始した2020年の国内のポッドキャスト利用率(月1回以上ポッドキャストを聴くユーザー)は14.2%でした。利用率は拡大傾向にあり、2024年の本調査では17.2%となりました。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-a60eb2e78dfa55398b54c02761b7fede-1438x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ポッドキャストの利用率は、全年代ではTikTokに次いで高くNetflixやFacebookを上回る
利用率に関する複数メディアの比較では、ポッドキャストはTikTokに次ぐ高い利用率が示されました。全年代の利用率で、Netflix、Facebook、雑誌、ABEMAを上回っています。
また対象を15~29歳にしぼると、ポッドキャストの利用率は29.3%(全てのメディアで7位)となり、Amazon Prime Video、Netflixを上回る結果となっています。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-6d421cc05735f78d76375c382c0f71b1-1438x1079.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ポッドキャストユーザーは、非ユーザーと比べて選挙への参加率が高い
ポッドキャストユーザーは非ユーザーと比較して、選挙への参加率が高いことが分かりました。ポッドキャストユーザーの69.9%が「選挙へ行く」「選挙へ行くことが多い」と回答しており、非ユーザーを4.0pt上回ります。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-4e24a65a7217e6adf039de0edf44e8bb-1438x1079.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ユーザー全体の約5割が、30分未満の番組をよく聴取している。10代は約4割が20分未満の番組をよく聴取している
「よく聴く番組の長さ」として、ポッドキャストユーザーの約5割が「30分未満の番組」を聴いていると回答しています。15~19歳は「20分未満の番組」の聴取傾向が高く、一方で40代以降では「40分以上の番組」の聴取傾向が高いことが分かりました。
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-9476e2fcbf6f0c65322ef4267f785ade-1436x1077.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■聴取プラットフォームの利用率ではYouTubeが1位。Spotifyが2位
ポッドキャストを聴く方法(聴く際に使うプラットフォーム)は、YouTubeが39.2%と最も高く、続いてSpotify(33.0%)、radiko(20.5%)、Webサイト(15.8%)、Amazon Music(14.4%)、Apple Podcast(12.0%)となりました。
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-70e119ea8212a0e3e6c4aa40c59f022b-1438x1077.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ユーザーのうち、ビデオポッドキャスト視聴経験があるのは30.7%
従来の音声コンテンツに収録風景などの映像を加えた「ビデオポッドキャスト」について、ユーザー全体のうち30.7%が「視聴経験がある」と回答しています。
一方、20代では44.3%がビデオポッドキャストを見たことがあると回答しています。
[画像8: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-a7741b4313949794f0f82abcea970729-1437x1078.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■ポッドキャストで聴いた情報を、ユーザーの5割以上が「検索/購入・訪問」の経験あり
ポッドキャストで聴いた情報に対しての行動では、ポッドキャストユーザーの65.1%が一定頻度で検索した経験があると回答しています。また55.3%のユーザーがポッドキャストで聴いた商品を購入したり、その場所に行ったことがあると回答しています。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-24764b20500fdedd9c181440c308c841-1438x1079.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■YouTubeやテレビを含む7媒体で比較すると、ポッドキャストユーザーはZ世代(15~29歳)の比率が最も高く、特に20代の比率ではTikTokを上回り最も高い
他メディアユーザーとの比較では、ポッドキャストは他メディアと比べて15~19歳、20代比率が高い結果になりました。
[画像10: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-65d5402f55f92b9329e6acaa1c650840-1438x1079.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<調査概要>
実施時期:2024年12月6日(金)~12月7日(土)
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:15~69歳の男女、全体調査10,000人、ポッドキャストを月1回以上聴く人への調査800人(人口構成比に準じてウェイトバック集計を実施)

なお、掲載した情報はレポートの一部となります。

実際のレポートでは、
- ポッドキャストユーザーの在住地
- ポッドキャストユーザーの職業
- ポッドキャストを聴き始めた時期
- ポッドキャスト番組の配信経験
- 他メディアユーザーとの年収の比較

などその他の調査結果についても記載しています。詳細なレポートは下記のページから閲覧が可能です。
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PODCAST REPORT IN JAPAN 第5回ポッドキャスト国内利用実態調査
https://otonal.co.jp/podcast-report-in-japan05
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株式会社オトナルについて
株式会社オトナルは、デジタル音声広告事業を展開する“デジタル音声広告カンパニー”です。音声ソリューションの開発・提供を通じた国内における音声広告市場の創出をミッションに掲げ、これまで2,000件以上の音声広告プランニング、700件以上のクライアントの出稿・運用改善をサポートしてきました。
データ活用による音声広告のプランニングから、ナレーターや声優によるクリエイティブ制作、広告配信、レポーティング、音声コンテンツ制作まで、音声×マーケティング施策をトータルでサポートすることができます。

またポッドキャスト番組とリスナーの新しい出会いを創出するためのサービス運営や、ポッドキャストの広告メニューの提供も行っています。

▶ポッドキャストのランキングポータルサイト「ポッドキャストランキング」
https://podcastranking.jp/

▶ポッドキャスト神回の共有サイト「ポッドキャストペディア」
https://podcastpedia.net/

▶音声とマーケティングの"いま"を探求するウェブマガジン「AUDIO MARKETING INSIGHTS」
https://otonal.co.jp/audio-marketing-insights

▶ポッドキャスト広告「オトナルポッドキャストアドネットワーク」
https://otonal.co.jp/podcast-audio-ad/

▶ポッドキャスト配信者が読み上げる音声広告「ポッドキャスタープロモーション」
https://otonal.co.jp/audioad/podcasterpromotion/
朝日新聞ポッドキャストについて
朝日新聞ポッドキャストは、事件、政治、経済、あらゆる分野でこれまでのニュースの枠を超えて、ファクトに迫り、音声でしか伝えられない熱量や臨場感と共に届けます。また複雑な問題を単純化せず、記者が言葉を尽くして伝えます。様々な話題との、予期せぬ出会いをお楽しみ下さい。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/35509/86/35509-86-47fe5b0b5fce398915328406a2bf9c6d-1914x964.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


▶朝日新聞ポッドキャスト・メディアガイドDL( https://mb-lp.asahi.com/download
▶朝日新聞デジタル ポッドキャスト特集( http://www.asahi.com/special/podcasts/
▶公式X( https://twitter.com/AsahiPodcast
▶お問い合わせ先 : podcast@asahi.com

<会社概要>
【株式会社オトナル】
代表取締役:八木 太亮
所在地:東京都中央区入船3丁目7-7 ウィンド入船ビル5F
事業内容:デジタル音声広告の広告販売、音声パブリッシャー向けアドテクノロジー実装、データ開発支援、音声コンテンツの広告制作、音声コンテンツ配信支援事業
https://otonal.co.jp/

【株式会社朝日新聞社】
代表取締役社長:角田 克
東京本社所在地:東京都中央区築地5-3-2
事業内容:新聞・デジタルメディアによるコンテンツ事業、展覧会などのイベント事業、不動産事業
https://www.asahi.com/corporate/

本調査の詳細なレポートはこちらからご覧ください。
https://otonal.co.jp/podcast-report-in-japan05

本調査に関するお問い合わせは info@otonal.co.jpまでご連絡ください。

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