
花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、このたび、持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)に加盟しました。
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花王は、WBCSDへの加盟により、国際的なパートナーシップを通じて、多様なステークホルダーと協力しながら、持続可能な社会の実現に向けたグローバルスタンダードの構築に貢献することをめざします。このスタンダードを事業戦略に取り入れ、最小の資源で最大の機能価値と社会価値を発揮させる「よきモノづくり」を推進し、さらなる持続可能な未来の実現に貢献していきます。
花王は、2019年4月に、生活者のニーズが高まっている持続可能な暮らしを「Kirei Lifestyle」(キレイライフスタイル)とし、それを実現するためのESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定しました。2021年からは、「未来のいのちを守る~Sustainability as the only path」をビジョンに掲げた中期経営計画を推進。パーパスである「豊かな共生世界の実現」に向け、本質研究と技術イノベーションを推進力として、原材料調達から開発、製造、販売、使用、廃棄・リサイクルまですべての段階で、社会課題解決に挑戦しています。
このたびのWBCSDへの加盟により、花王は、製品それぞれに異なるサステナビリティのリスクと機会を適切に評価・分類するためのグローバルスタンダードの構築に参画します。豊かな社会を支える化学物質について、そのリスクが適切に管理される持続可能な社会をめざし、「責任ある化学物質管理」をよりいっそう推進していきます。これにより、グローバルパートナーとの共創を加速させ、より安全で持続可能な製品設計を追求してまいります。
持続可能な開発のための世界経済人会議(WBCSD)について
WBCSDは、世界をリードする225以上の企業からなるグローバルコミュニティで、2050年までに90億人以上がプラネタリーバウンダリーの範囲内で真に豊かに生きられる世界の実現をめざし、人類が直面している社会的・環境的課題を生むシステム全体の変革を推進しています。WBCSDとその加盟企業は、それぞれが関わるシステムの変革に取り組むことで、気候危機の影響抑制、自然の再興、不平等の解消をめざしています。また、主要セクター全体におけるバリューチェーンの変革を加速させるとともに、資本コストの低減を通じてサステナブルなリーダーシップや活動に報いるために金融システムの再構築にも取り組んでいます。WBCSDは、ベストプラクティスの共有やパフォーマンスの向上、教育へのアクセス、パートナーシップの構築、政策アジェンダの策定を通じて、事業の発展を促進し、そのパフォーマンスの説明責任を明確にしています。
詳細はウェブサイト、LinkedInをご参照ください。
関連情報
2019年04月22日 花王ニュースリリース 花王、ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を発表
花王のESG戦略 - Kirei Lifestyle Plan