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Photo: UNDP Tokyo
国連開発計画(UNDP)駐日代表事務所は、この度、俳優の芦田愛菜さんをUNDP国内親善大使に任命することを発表しました。UNDPは、日本に関連した活動に焦点を当てた国内版親善大使を新設、芦田さんは日本における初のUNDP国内親善大使となります。
芦田愛菜氏は新親善大使として、主に気候変動や環境問題に対する啓蒙活動などに取り組みます。
現在、私たちは深刻な気候危機に直面、台風や旱魃、山火事まで多くの災害にも見舞われています。さらに悪化する温暖化においては、2024年は観測史上最も暑い年になったことが報告され、アントニオ・グテーレス国連事務総長は「先駆的な気候行動を起こすことが必要」と訴えています。気候変動の影響は、日本でも例外ではなく、猛暑日や大雨の強度も年々増加傾向にあります。この地球規模の課題に対して、いますぐに行動を起こし、また加速させる必要があります。
さらに、UNDPの総裁を務めるアヒム・シュタイナーは今回の芦田さんの就任に際して「芦田愛菜さんをUNDP日本国内親善大使としてお迎えできることを大変嬉しく思います。この厳しい世界の状況の中、芦田さんの声と献身的な活動は、特に若者の意識を高め、行動を促す上で貴重なものとなるでしょう。気候変動は遠い脅威ではなく、私たちの地球と未来の世代を守るために、喫緊で全ての人の努力を必要とする現実なのです。」と期待を述べました。
芦田さんの任命は、日本国内外におけるUNDPのアドボカシー活動を強化し、一般の人々、特に若者を気候変動との闘いに巻き込むための重要な一歩となります。