
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/18045/238/18045-238-5ab2caa2866759831079df51294611f7-784x441.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
AIソリューション事業を手掛ける株式会社ヘッドウォータース(本社:東京都新宿区、代表取締役:篠田 庸介、以下「ヘッドウォータース」)は、Stripeエージェントツールキット(※1)およびMCP(Stripe Model Context Protocol)を組み込んだ新たなAIエージェントソリューションのラインナップを拡充し、金融、小売、交通、製造、ロボティクス業界向けのB to C向けデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速します。
■背景
昨今、多くの企業がAIエージェントを活用するためのベストプラクティスを求める中、従来の単一AIエージェントモデルでは複雑なタスクの処理やカスタマイズの対応に限界があるとの声が高まっています。
また、AIエージェントのプロジェクトにおいては、コストパフォーマンスの向上が重要課題となっており、これらを解決する新しいアプローチが求められています。
このAIエージェントの次世代技術として注目されているのが「MCP(Model Context Protocol)」やAgent To Agent(A2A)であり、各企業が提供するサービスを横断してAIエージェントがタスクを実行します。AIエージェントを活用したデジタル経済の成長に伴い、企業は多様な顧客接点でスムーズな決済と、AIを活用した新たな収益機会の創出を求めています。
ヘッドウォータースは、生成AIを駆使した対話型エージェントソリューションや企業向けエージェンティックワークフローの構築支援事業を行っており、StripeエージェントツールキットとMCPの統合により、決済プロセスの自動化とAIツールの収益化を強化します。
Stripeの120カ国、135通貨対応とMCPの柔軟な収益化モデルを活用することで、ヘッドウォータース並びにクライアントのグローバル販売に向けた対応を強化します。
ソリューションラインナップは次の通りになります。
・自社サービス「SyncLect AI Agent」(※2)上の決済機能連携
・Generative-UI型のチャットコマース
・生成AIチャットボットやEコマースの動的決済自動化ソリューション
・マルチモーダルAIエージェントを駆使したスマートフォンアプリの決済エージェントアドオン
・音声対話型エージェントから購入手続きを行う決済ソリューション
・対話型サービスロボットや対話型デジタルヒューマンがレジ係を行うレジ決済ソリューション
・「Agentic RAG」「Agentic Voice RAG」など企業独自となるエージェンティックワークフロー
の決済エージェント組み込み
・カスタムAIエージェントやカスタムMCPの従量課金自動化
・Microsoft AzureやPower Platformによる決済機能連携
・NVIDIA AIプラットフォーム上の決済エージェント連携
※1:Stripeエージェントツールキットとは
Stripe社が提供するAIエージェントに決済機能を追加できるSDK(ソフトウェア開発期キット)です。大規模言語モデル(LLM)を活用したAIエージェントに、支払いや請求といった金融プロセスを動的に処理する能力を与え、一般的な決済ワークフローの自動化を可能にすることで、企業のAIエージェントによる購入や送金に対応することができます。
※2:SyncLect AI Agentとは
SyncLect AI Agentは、AIエージェント同士が連携し、複雑なタスクを効率的かつ柔軟に遂行する次世代型AIサービスです。マイクロサービス型で、企業の業務環境に合わせた高いカスタマイズ性を誇り、さらにAIエージェント活用の幅を大きく広げる、「業務全体を最適化するAIエージェントプラットフォーム」となります。
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_release.html
■今後の展開
今後、ヘッドウォータースは、決済連携エージェントソリューションをさらに拡充し、協業パートナーとの連携を拡大します。MCPを活用した新たな収益化モデル(AI対話ごとの課金、データ分析サービス、クライアントの新たな収益モデル)の開発を推進いたします。生成AIの進化を背景に、リアルタイム多通貨決済や対話型ロボットの機能拡張も行ってまいります。
引き続き、ヘッドウォータースでは業務効率化やコスト削減、ユーザー体験の向上を支援する新たなAIソリューションを提供してまいります。
なお、本件による当社の当期業績に与える影響は軽微であります。今後開示すべき事項が発生した場合には速やかにお知らせいたします。
以上
■AIエージェントとは
AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。
■マルチエージェントとは
マルチエージェントシステムは、複数のエージェントが相互に作用し、協調してタスクを達成するシステムです。各エージェントは自律的に行動し、周囲の環境や他のエージェントと情報を交換しながら、全体としての目標を達成します。
■Agent to Agent(A2A)とは
「Agent to Agent」は、Google社が提唱する異なるAIエージェント間の連携を可能にするオープンソースの通信プロトコルです。A2Aは、異なるベンダーやフレームワークで構築されたエージェントが、互いに協調して作業できるよう、通信を標準化することを目的としており、50社以上がサポートを表明しています。また、MCPと補完的な関係にあり、MCPと合わせてAIエージェント連携において注目されています。
【参考リンク】
・マイクロサービス型で外部サービスと連携を可能にする AIエージェントプラットフォーム「SyncLect AI Agent」のMCP連携開始
https://www.headwaters.co.jp/news/synclect_ai_agent_mcp.html
・AIエージェントと業務データ連携で自律思考型AIを可能にする 「Agentic RAG」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_agentic_rag_service.html
・「GPT-4o Realtime API」を活用したAIエージェント 「Agentic Voice RAG」サービス開始
https://www.headwaters.co.jp/news/gpt4o_realtime_api_agentic_voice_rag_service.html
・「Azure OpenAI Service」を活用し、UI/UXを自動生成する 「Generative UI」サービス拡充
https://www.headwaters.co.jp/news/generative_ui_service_expansion.html
・NVIDIA NIM ACEマイクロサービスによる 対話型AIデジタルヒューマンサービスを開始
https://www.headwaters.co.jp/news/conversational_ai_digital_human_services.html
・大和証券と協働し、AIオペレーターを開発 ~ 生成AI活用による顧客体験(CX)変革を実現 ~
https://www.headwaters.co.jp/news/hws_daiwa_ai_operator.html
・JR西日本の生成AI「Copilot for 駅員」に対する開発支援を行っています
https://www.headwaters.co.jp/news/jr_west_ai_copilot_for_ekiin.html
■商標について
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
■会社情報
会社名:株式会社ヘッドウォータース
所在地:〒163-1304 東京都新宿区西新宿6-5-1 新宿アイランドタワー4階
代表者:代表取締役 篠田 庸介
設 立:2005年11月
URL :https://www.headwaters.co.jp