
久留米運送株式会社(本社:福岡県久留米市)とマリネックス株式会社(本社:大阪市北区)、東京九州フェリー株式会社(本社:北九州市門司区)は、関東~九州間の長距離輸送におけるモーダルシフトの取り組みが評価され、一般社団法人日本物流団体連合会が創設した「第26回物流環境大賞」に選定され、同会会長より表彰を受けました。
今回の表彰は、関東~九州間の輸送において、従来の陸上輸送から、東京九州フェリー株式会社が運航する「横須賀港~新門司港」航路を活用した海上輸送に切り替えた取り組みに対して贈られたものです。
【取り組み内容】
・フェリーダイヤに合わせた久留米運送社内の中継網再編
関東地区から九州地区向け久留米運送のモーダルシフト(フェリー)を行った案件です。
久留米運送のリードタイムである九州全域翌々日午前中着を維持した中で、フェリー利用に転換。久留米運送社内の中継網の再編も同時に実施し、顧客に対して変わらないリードタイムを提供しております。
上り便の都合により、有人トラックの利用もありますが、ドライバーの運転時間削減効果も挙げています。
この取り組みにより、CO2排出量の大幅な削減(年間CO2削減率72%、年間CO2削減量1,498t)と輸送効率の向上を実現し、環境負荷の軽減と持続可能な物流の推進に貢献しました。
今後も3社は、持続可能な社会の実現に向け、環境負荷の低減と効率的な物流体制の構築に努めてまいります。
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東京九州フェリーはまゆう
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76572/699/76572-699-2f8927248737684fea3d0b0bac358e62-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
表彰式の様子。写真左から、(一社)日本物流団体連合会会長・真貝康一様、東京九州フェリー(株)代表取締役社長・村上玉樹、久留米運送(株)代表取締役社長・池田龍也様、マリネックス(株)代表取締役社長・能戸昇志
物流環境大賞について
一般社団法人日本物流団体連合会では、平成12年6月、物流部門における環境保全の推進や環境意識の高揚等を図り、物流の健全な発展に貢献された団体・企業または個人を表彰する「物流環境大賞」を創設しました。
本賞では、近年、物流分野においても環境との調和がますます重要となっているという現状から、物流部門において、優れた環境保全活動や環境啓発活動、あるいは先進的な技術開発・活用などを行なうことにより、環境負荷低減の面から物流業の発展に貢献された事業者等を表彰してきました。
(一般社団法人 日本物流団体連合会 「物流環境大賞」 HPより引用)
SHKライングループについて
SHKライングループは、中核をなす関光汽船、新日本海フェリー(S)、阪九フェリー(H)、関釜フェリー(K)、東京九州フェリーや貨物利用運送業のマリネックス株式会社等で構成され、海運・ホテル・観光や陸運・自動車整備業等の事業を展開しています。トータルな付加価値の創出を目指しており、クルージングリゾートから総合物流まで、多様なニーズに応える「シーラインネットワーク」を形成しています。