
サイオステクノロジー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:喜多伸夫、以下、サイオステクノロジー)は、従業員数が100名以上の企業で、社内申請・稟議システムを導入し、日常的に利用している25歳~50歳の従業員111名を対象に、社内申請・稟議システムと従業員満足度の相関調査を実施しました。
サイオステクノロジーが2025年4月に実施した「ワークフローシステム導入後の課題調査(https://sios.jp/news/info/2025/20250612_gluegent-flow.html)」では、情報システム部門は「従業員にとっての使いやすさ」を最重視しシステムを選定することが明らかになりました。この結果を踏まえ、本調査では実際にシステムを利用する従業員側の視点から、社内申請・稟議システムがもたらす「目に見えない働きやすさ」を考察します。
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【調査サマリ】
今回の調査では、従業員の多くが、心理的な側面や業務負荷軽減の側面において、社内申請・稟議システムは「働きやすさ」に寄与していると回答しました。また、社内申請・稟議システムの特徴である業務プロセスの電子化・可視化が、従業員満足度の向上や人材定着への貢献につながることが明らかになりました。
1 職場が働きやすいと感じる人のうち、約9割が「社内申請・稟議システムの導入が働きやすさに影響している」と回答
2 約8割が申請状況の可視化を評価、主なメリットは「申請後の状況がわかるので安心感がある」(50.6%)、「上司への直接の催促が不要になり心理的負担が減った」(47.2%)
3 約9割が「社内申請・稟議システムは業務効率化に貢献している」と評価、具体的な効果は「申請~承認までの所要時間が短縮された」など
調査結果ダウンロード先:
https://go.gluegent.com/inquiry/flow/wp-rp-employee-satisfaction-by-workflownr/
【調査結果】
1. 社内申請・稟議システムを日常的に利用する従業員の80.2%が「現在の会社は働きやすい」と回答
「Q1.あなたは現在の会社が働きやすいと思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常にそう思う」が36.0%、「ややそう思う」が44.2%という回答となりました。
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2. 86.5%が、社内に社内申請・稟議システムが導入されていることは「働きやすいという気持ちに影響している」と回答
Q1で「非常にそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、「Q2.社内で利用している社内申請・稟議システム(社内稟議や各種申請手続きを電子化したシステム)があることは、『働きやすい』という気持ちとどの程度関連していると思いますか。」(n=89)と質問したところ、「非常に大きな影響がある」が43.8%、「ある程度影響がある」が42.7%という回答となりました。
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3. 働きやすいという気持ちに影響する理由、「紙での申請など煩雑な手続きがなく、ストレスが少ないから」が55.8%で最多
Q2で「非常に大きな影響がある」「ある程度影響がある」と回答した方に、「Q3.社内で利用している社内申請・稟議システムが『働きやすい』という気持ちに影響する理由として、当てはまるものを教えてください。(上位3つ)」(n=77)と質問したところ、「紙での申請など煩雑な手続きがなく、ストレスが少ないから」が55.8%、「業務の効率化により残業時間が減ったから」が50.6%、「承認に時間がかからず、業務が滞りにくいから」が42.9%という回答となりました。
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4. 80.2%が、社内申請・稟議システムは「申請の確認状況が可視化されている」と回答
「Q4.現在の社内申請・稟議システムでは、申請の確認状況がどの程度可視化されていると思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に可視化されている(誰がいつ確認したか、どこで止まっているかが明確にわかる)」が30.6%、「やや可視化されている」が49.6%という回答となりました。
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5. 確認状況の可視化によるメリット、「申請後の状況がわかるので安心感がある」「上司に直接催促する必要がなくなり心理的負担が減った」
Q4で「非常に可視化されている」「やや可視化されている」と回答した方に、「Q5.社内申請・稟議の確認状況が可視化されていることで、どのようなメリットを感じていますか。(上位3つ)」(n=89)と質問したところ、「申請後の状況がわかるので安心感がある」が50.6%、「上司に直接催促する必要がなくなり心理的負担が減った」が47.2%、「申請が滞っている場合、どこで止まっているか特定できるから適切に対応できる」が34.8%という回答となりました。
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6. 約8割が、承認プロセスの可視化・リマインド機能により、上司や承認者とのコミュニケーションの負担が「軽減されている」と回答
「Q6.現在お使いの社内申請・稟議システムにおける承認プロセスの可視化やリマインド機能などは、上司や承認者とのコミュニケーションの負担にどのような影響を与えていますか。」(n=111)と質問したところ、「大幅に軽減されている(非常に楽である)」が30.6%、「やや軽減されている(少し楽である)」が47.8%という回答となりました。
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7. 約9割が、申請の進捗状況確認における上司への直接的な問い合わせの必要性は「ほぼない/少ない」と回答
「Q7.現在の社内申請・稟議システムは、申請の進捗状況確認における上司への直接的な問い合わせの必要性にどのような影響を与えていますか。」(n=111)と質問したところ、「問い合わせの必要性は非常に少ない」が44.2 %、「問い合わせの必要性はやや少ない」が26.1%、「システムにより問い合わせの必要性がほぼない(システム上で全て確認できる)」が18.9%という回答となりました。
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8. 約9割が、社内申請・稟議システムが業務効率化に「貢献している」と評価
「Q8.あなたが利用している社内申請・稟議システムは、あなたの業務効率化にどの程度貢献していると思いますか。」(n=111)と質問したところ、「非常に貢献している(かなりの時間短縮や手間削減になっている)」が25.2%、「やや貢献している」が60.4%という回答となりました。
[画像9: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63993/37/63993-37-11c2c86b29cd578d1a292bead738ac6f-1040x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
9. 社内申請・稟議システムが業務効率化に貢献している理由、第1位「申請から承認までの所要時間が短縮されたから」
Q8で「非常に貢献している」「やや貢献している」と回答した方に、「Q9. 社内申請・稟議システムが業務効率化に貢献している理由として、当てはまるものを教えてください。(上位3つ)」(n=95)と質問したところ、「申請から承認までの所要時間が短縮されたから」が46.3%、「申請書類の作成時間が短縮されるから」が42.1%、「過去の申請をコピーして再利用できるから」が35.8%という回答となりました。
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10. 人手・業務量に関する社内申請・稟議システムの効果、「担当者が不在でも業務が滞らず進められる」が34.3%で最多
「Q10.社内申請・稟議システムは、あなたのお勤め先での人手や業務量の面でどのような効果がありますか。最もあてはまるものをお選びください。」(n=111)と質問したところ、「担当者が不在でも業務が滞らず進められる」が34.3%、「少ない人数でより多くの業務を処理できる」が29.7%、「単純作業が減り、より重要な業務に時間を使える」が18.9%という回答となりました。
[画像11: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/63993/37/63993-37-010547b150acb83558b06b374d093f62-1040x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
【まとめ】
社内申請・稟議システムは、心理的な側面と業務負荷軽減の両面において、従業員の「働きやすさ」につながる重要な存在であることが明らかになりました。これにより、社内申請・稟議システムの導入を通じて、従業員満足度を高める「新たな価値」を創出できる可能性が示されています。人材獲得競争が激化する現代において、業務の可視化や効率化に加え、心理的負担の軽減や安心感の醸成といった「目に見えない働きやすさ」も、企業競争力を左右する重要な要素となっています。持続的な成長を実現し、優秀な人材を定着させるには、単なる稟議書の電子化にとどまらず、従業員の心理面にも配慮した社内申請・稟議システム環境の整備が不可欠です。
「目に見えない働きやすさ」に着目し、社内申請・稟議システム環境を整備することは、人材確保や離職率低下を実現し、従業員満足度向上に寄与するのではないでしょうか。
【調査概要】
- 調査名称:社内申請・稟議システム従業員満足度の相関調査
- 調査対象:社内申請・稟議システムを導入している企業(従業員数100名以上)に勤務し、実際に社内申請・稟議システムを日常的に利用している25歳~50歳の従業員
- 有効回答数:111名※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
- 調査期間:2025年5月28日~同年5月29日
- 調査機関:自社調査(調査委託先:株式会社IDEATECH)
- 調査方法:オンラインアンケート
調査結果ダウンロード先:
https://go.gluegent.com/inquiry/flow/wp-rp-employee-satisfaction-by-workflownr/
≪調査データの利用条件≫
1 情報の出典元として「Gluegent Flow(グルージェントフロー)」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.gluegent.com/service/flow/
■「Gluegent Flow」について
申請・承認・決裁といった一連の業務に対応した社内申請・稟議システムです。クラウド創成期の2011年に提供を開始して以来、シンプルな操作性で誰でも簡単に利用できるサービスとして多くの企業で採用されています。主な特長は、申請フォームや承認経路を柔軟に設計できること、PCだけでなくモバイル端末などマルチデバイスに対応していること、 Google Workspace やMicrosoft 365といったグループウェアと連携してアカウント管理や自動処理を行えることが挙げられます。さらに、さまざまな外部システムとの連携が可能です。「Gluegent Flow」は、企業の生産性向上を後押しし、すべての人が働きやすい環境づくりに貢献します。
詳細情報は、https://www.gluegent.com/service/flow/ をご覧ください。
■サイオステクノロジーについて
サイオステクノロジーは、Linuxに代表されるオープンソースソフトウェアを活用したシステムインテグレーションを原点とし、自社開発ソフトウェアおよびSaaSの販売とサービスを行っています。直近では、クラウドをはじめとするDXの技術領域に注力し、AIの活用支援や次世代を支える製品とサービスを提供しています。これからも革新的なソフトウェア技術を追求し、世界のIT産業に影響力のある存在となって価値を創造し、社会の発展に貢献してまいります。
詳細情報は、https://sios.jp をご覧ください。
■お客様のお問い合わせ先(記事掲載の場合はこちらをご利用ください)
サイオステクノロジー株式会社
Gluegentサービスライン 担当:尾上(おのうえ)
Email:marketing@gluegent.com
お問い合わせフォーム:https://go.gluegent.com/inquiry/general/