ファッションECサイトサイト「nugu」の運営会社である韓国の企業「Mediquitous」が、売上70億円のファッションブランド会社「OPEN RUN PROJECT」の株式買収の了解覚書を締結し、買収が確定となった。
MediquitousはZ世代からの人気を誇るnugu以外にも、ストリートファッションブランドの「mahagrid」やポップパンクブランドの「niceghostclub」など、数々のハイセンスなファッションブランドを持ち、運営している。
一方、OPEN RUN PROJECTはオンラインEC市場で伸びしろのあるファッションブランドを探し出し、育成してきたコンパニービルダー。2023年の売上は70億円に達した。主なブランドとして、ユニセックスなモノトーンを追及する「noirer」、モダンコンテンポラリーブランド「DRAW FIT」、デイリーファッションブランド「Odd.Studio」等がある。
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今回の買収で合流したブランドも、これからはnuguが日本販売をプロデュースしていく。日本進出やマーケティングをサポートし、両社の新しい成長を手助けする予定だ。
OPEN RUN PROJECTからの参入するブランドを含め、nuguは今年の下半期、ブランド入店事業を強化する。韓国の様々なファッションブランドだけでなく、日本ではPALグループのブランドが多数入店予定となっている。さらに、来年の2025年からは日本のファッションブランドが韓国のオンライン・オフライン市場に進出できるようサポート体制を築いていく。2024年に続き、nuguが日本の消費者からも企業からも注目される1年となるだろう。
