
関東エリアを中心に金属スクラップ加工業および産業廃棄物中間処理業を展開するシオガイグループ(本社=東京都足立区、代表:塩貝大)はこのほど、SDGs活動の一環として中小企業版のSBT認証を取得しました。2034年のグループにおけるScope1およびScope2のGHG(温室効果ガス)排出量を2023年比で58.8%削減する目標を掲げており、各種施策を策定・実施しながら気候変動対応を推進してまいります。
SBT(Science Based Targets)は、パリ協定が求める「世界の平均気温上昇を産業革命前と比較して1.5℃未満に抑制する」という水準に整合したGHG排出削減目標を企業単位で設定するもので、CDP、WRI、WWF、UNGCの国際的な4団体が運用する「SBTi(※i=イニシアチブ)」が認定します。2020年4月に導入された中小企業版はScope1とScope2を対象にしており、国内企業で認定取得が拡大しています。
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シオガイグループでは使用電力を起因とするGHG排出削減に注力しています。昨年6月に「再エネ100宣言 RE Action」に参画。同年11月にクリーンテックシオガイつくば工場(茨城県筑西市)に発電能力230,400kWh(グループ使用電力のおよそ18%に相当)の太陽光発電システムを設置して同工場で利用しています。外部から調達するその他の電力は、今年4月に全てを実質100%再生可能エネルギー(グリーン電力)へ切り替えており、発電燃料の一部は当社が処理委託した木材を由来とする「資源→電力」の循環ループを構築しています。これら使用電力の切り替えによって、基準年にグループが排出したGHGのおよそ4分の1を既に削減しています。
今後は、排出の割合が多い重機や車両に使用する燃料の見直しのほか、環境負荷が低い機械類の導入など、より多角的な取り組みに着手して目標達成を目指してまいります。
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TEL:03-3919-3301(担当・塩貝)
E-mail:honsya@shiogai.com