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世界初の核融合による「実用発電」を目指すHelical Fusion、フュージョンエネルギー産業を全日本・全分野横断チームで実現する「『Helix Program』パートナリングプロジェクト」を始動。

update:
株式会社Helical Fusion
~日本横断チームで、「通年稼働」「正味発電」のグローバルスタンダードを構築、第一弾イベントを愛知STATION Aiで開催~



世界初のフュージョンエネルギー実用化を主導する「Helix Program」のもと、ヘリカル型核融合炉を開発する株式会社Helical Fusion(本社:東京都中央区、代表:田口昂哉、以下、「Helical Fusion」)は、2030年代の「実用発電」を達成し、フュージョンエネルギー産業を全日本・全分野横断チームで実現するパートナリングプロジェクトを愛知を中心とする中部エリアより開始します。
ものづくりからエネルギー活用まで、日本全国であらゆる分野での連携を進めることで、フュージョンエネルギーのサプライチェーンを国内で構築し、社会実装を進めていきます。

『Helix Program』パートナリングプロジェクトとは
Helical Fusionは、年間百兆円規模のポテンシャルを持つ「フュージョンエネルギー産業」を日本から創造することを目指しています。その実現のため、ものづくりから小売業まで、エネルギーを支え・つくり・使う、全ての営みに関わる産業パートナーの力をあわせ、日本発でフュージョンエネルギー産業を築き上げていきます。
具体的には、最後の実験装置となる「Helix HARUKA-ハルカ-」で技術実証を終え、2030年代には世界初の「実用発電」を実現する「Helix KANATA-カナタ-」の建設・運転を計画しています。その後は発電所の量産化・エネルギー活用を世界中で推進することで、「はるか彼方」まで未来と世界を照らすエネルギーを人類にもたらすことを目指しています。
そのために、Helical Fusionの計画に賛同してくださる日本全国・全分野のパートナーとの連携を拡大し、一刻も早い実現を目指すのが「Helix Program」パートナリングプロジェクトです。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89262/39/89262-39-583d82c8b393760a3eb24aeadd98077e-1855x1111.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


STATION Aiで開催したイベントについて
今回、パートナリングプロジェクトの始動に合わせて、愛知・中部エリアのパートナーのうち7月に資本提携を発表*1した6社とともに、愛知STATION Aiにて第一弾のイベントを開催。地元産業の担い手の方々へプロジェクトへの参加を呼びかけ、新たな共創へ踏み出しました。

*1:世界初の商用利用可能な核融合炉実現を目指すHelical Fusion、2030年代に「実用発電」を達成する「Helix Program」および資金調達を発表(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000089262.html

[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89262/39/89262-39-8c643762196df93abc8124cea19765fa-3900x2026.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
STATION Aiの会場にて、イベント登壇者と参加者の集合写真。フュージョンエネルギー産業実現に向けた一体感が生まれた。

Helical Fusionが開発する「ヘリカル型核融合炉」は、岐阜県にある「核融合科学研究所」、その前身である名古屋大学プラズマ研究所等における、約70年およぶ研究の知見を引き継ぐものであり、高度な技術力を有する企業との協業の面でも、愛知・中部エリアとの縁に深く支えられてきました。これらの経緯を踏まえ、新たな連携プロジェクトの発表と皮切りとなるイベント開催地として、日本のものづくりの集積地であり、産業首都をかかげる愛知県が国際イノベーション都市実現の拠点と位置づけるSTATION Aiを選びました。Helical Fusionは、2025年3月より、日本最大級のオープンイノベーション拠点STATION Aiに拠点を開設しています。

イベントでは、Helical Fusion代表取締役CEOの田口とともに、豊田合成株式会社 ベンチャー投資企画室 室長の山野直樹氏、東海東京インベスト株式会社 取締役副社長の阿部剛久氏、株式会社アオキスーパー 常務取締役管理本部長の河野正幸氏、株式会社山田商会ホールディング 代表取締役社長の山田豊久氏、株式会社OKBキャピタル 代表取締役の岡田恒一氏、株式会社クレストスキルパートナーズ 代表取締役の南章行氏、STATION Ai株式会社 投資企画室 投資担当の内藤正也氏が登壇しました。

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89262/39/89262-39-200d63b48f2a82a4cf3c381e355a4dad-3900x2511.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
登壇者による集合写真。左から、STATION Ai株式会社 投資企画室 投資担当の内藤正也氏、豊田合成株式会社 ベンチャー投資企画室 室長の山野直樹氏、株式会社アオキスーパー 常務取締役管理本部長の河野正幸氏、Helical Fusion代表取締役CEOの田口、株式会社クレストスキルパートナーズ 代表取締役の南章行氏、東海東京インベスト株式会社 取締役副社長の阿部剛久氏、株式会社山田商会ホールディング 代表取締役社長の山田豊久氏、株式会社OKBキャピタル 代表取締役の岡田恒一氏。

Helical Fusionが進めるHelix Program、それを実現するパートナリングプロジェクトの発表に続き、パートナー各社から出資の背景や、フュージョンエネルギー産業にかける期待、具体的な連携のイメージが語られました。それを受けて参加者からもプロジェクト参画への強い関心が示され、早くも新たな連携が生まれ始めました。
今後は日本全国でパートナリングプロジェクトをリードするイベントを実施し、フュージョンエネルギー産業を担う強力なチームアップを目指します。
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89262/39/89262-39-bb027854646931665c66c2116e3e6230-3900x2925.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
STATION Ai会場の様子。約50人が集まり、フュージョンエネルギー産業の可能性やパートナリングの背景などに耳を傾け、プラズマ物理からものづくりまで幅広く質問も寄せられた。

今後のプロジェクト拡大に向けて
Helical Fusionは今後「Helix Program」パートナリングプロジェクトを日本全国・全分野で拡大していきます。フュージョンエネルギーを産業として創造し、日本が世界のエネルギーをリードする未来をつくることに共感頂ける方は是非奮ってプロジェクトに参画してください。今後も呼びかけのために全国様々な場所でイベントを開催する予定です。現状で具体的なイメージが沸かない方も、まずはぜひイベントにお越し頂ければ幸いです。

背景

フュージョンエネルギー開発の意義
世界の人口は2050年までに約17億人増加すると予測され、生成AIの普及も背景とした世界的な電力需要の急増に対し、既存発電方法のみで応えることは厳しい見通しです。フュージョンエネルギーは、太陽の輝きと同じ原理を使ったCO2排出がなく効率性の高い発電方法であり、海水等から豊富に採取可能な燃料を用いることからも、世界的な課題を抜本的に解決する技術として期待されています。核融合プラント建設および電力市場は2050年までに世界で数百兆円規模にまで成長するとの試算もあり、今後自動車産業のように日本が世界をリードする巨大産業を創出できる可能性がある一方、国際的な開発競争も激化しています。
日本から世界のエネルギー産業をリードできる唯一の技術「ヘリカル方式」
Helical Fusionが開発する「ヘリカル型核融合炉」は、岐阜県にある世界有数の国立専門研究機関「核融合科学研究所」をはじめ、日本で約70年にわたって蓄積されてきた研究の知見を引き継ぐものであり、プラズマ研究・炉設計と工学研究成果の両面から、実用化に最も近い技術です。
核融合炉を発電所として商用利用するためには、核融合反応を起こすことはもちろん、1.定常運転(24時間365日運転可能な安定性)、2.正味発電(外部へ十分にエネルギーを出せる)、3.保守性(短期間で効率的なメンテナンス)という「商用核融合炉の三要件」をすべて満たす必要があります。現在、トカマク方式やレーザー方式をはじめとして、世界中で複数の方式を開発する50以上のプロジェクトがありますが、この三要件を「今ある技術」で実現可能な方式は、唯一「ヘリカル方式」を用いるヘリカル型核融合炉のみです。
Helical Fusionは、世界初の「商用核融合炉の三要件」を満たす核融合炉を2030年代に実現、世界に先駆けて商用化することで、真に持続可能で高効率なエネルギー源の実用化を目指しています。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89262/39/89262-39-0992533ecef35b2ea09043c9e94421c7-1923x1492.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Helical Fusionが開発する世界初の商用利用可能なフュージョンパワープラント「Helix KANATA」のイメージ

[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/89262/39/89262-39-e84afff972eccc2eacf8f9d6b99d2d9d-1505x476.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]株式会社Helical Fusion
■企業プロフィール
Helical Fusionは、日本生まれの「ヘリカル式」核融合炉で世界初の核融合エネルギー(フュージョンエネルギー)の社会実装を目指すスタートアップです。
核融合エネルギーは、高効率で安全・安定的な供給が可能かつCO2を排出せず、21世紀を生きる我々が直面する環境課題を抜本的に解決しうる技術です。
弊社は、国立研究所のスピンアウトベンチャーとして、日本で数十年かけた膨大な核融合研究の成果を引継ぎつつ、日本の技術力をフル活用して、世界初の核融合プラント実現を目指しています。
世界でも稀有な炉全体の開発・設計技術だけでなく、要素技術の開発力も高く評価されており、核融合用の先端技術(超伝導)では、文部科学省から20億円の補助を受けて開発を加速しています。
2025年には、経済産業省が運営するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」にも選出されています。

■世界初の挑戦を実現するチーム
核融合に関する研究分野は多岐にわたりますが、商用化に向けては、全ての要素技術を統合し、核融合炉として動かすための「炉設計」の専門性が不可欠です。一方、この専門性を有する人材は世界的にも非常に稀有な存在です。

Helical Fusionは、世界最高峰の炉設計研究の歴史をもつ国立研究機関である核融合科学研究所の知見を引き継いで商用化を目指す会社です。

長年、世界の炉設計研究を率いてきた科学顧問の相良とともに、CTOの宮澤、副CTOの後藤はこれまで最前線で炉設計研究に取り組んできました。
さらに、国立研究所出身の核融合炉の安全設計のプロフェッショナルや、ビジネス面でも金融・エネルギー事業開発など豊富な経験を持つメンバーなど、世界初の核融合炉実現を確実に進められるコア人材が揃っています。
フュージョンエネルギー産業の最上流とも言える炉設計に強みを持ち、技術でもビジネスでも世界に勝てるチームです。

<概要>
・事業内容:商用核融合炉および関連技術の開発
・設立: 2021年10月
・Webサイト: https://www.helicalfusion.com
・Youtube:https://www.youtube.com/@HelicalFusion
<本件に関するお問合せ>
・担当:株式会社Helical Fusion 広報担当
・連絡先:contact@helicalfusion.com

<株式会社Helical Fusionのプレスリリース一覧 >
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/89262

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