OOH（Out of Home）※1に特化したプラットフォーム「オーマッチ」を運営するオーマッチ株式会社は、ファーストライト・キャピタル株式会社をリード投資家として総額1.2億円※2の資金調達を実施しました。
※1 屋外に設置される広告を総称した名称のこと。
※2 SBイノベンチャー株式会社とソフトバンク株式会社に発行済みの新株予約権付社債が株式に転換された金額を含みます。
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資金調達について
OOHに特化したプラットフォーム「オーマッチ」を運営するオーマッチ株式会社は、ファーストライト・キャピタル株式会社を筆頭に総額1.2億円※2の資金調達を実施したことをお知らせします。調達した資金をもとに、広告枠の注目度を分析できる人流データ連携機能や、オンラインかつワンストップでの取引を実現するオンライン取引機能などの開発を加速させ、ユーザー体験の更なる向上を目指します。
また、新たな顧客層の開拓に向けたOOHガイドブックの制作や広告掲載事例の収集などにも活用してまいります。
OOHプラットフォーム「オーマッチ」について
『オーマッチ』は、ソフトバンクの社内起業制度「ソフトバンクイノベンチャー」発の、OOHに特化したプラットフォームです。自社商材のターゲットや広告を出したいエリア、メディアの種類などの検索手段から、広告出稿に最適なメディアを見つけることができます。2025年5月時点では首都圏の1都3県および関西エリア、東海エリアに対応しており、交通広告、大型ビジョン、サイネージをはじめとした約20万件のメディアを掲載しています。
オーマッチ：https://oohmatch.com/
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サービス提供の背景
Cookie規制をはじめとする個人情報保護のトレンドにより、これまでターゲティング広告の筆頭であったWeb広告の効果の低減が指摘される中、OOHは設置エリアによるセグメンテーションが可能であることから、新たなターゲティング広告として注目を集めており、メディア数も増加傾向にあります。[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/120564/5/120564-5-6671cbafd4470a4d36bd4af82b7b0290-1440x810.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
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一方、日本には交通広告、大型ビジョン、サイネージなどのOOHが無数に存在するものの、国内のOOH市場は複雑な業界構造をしており、空き枠や価格の情報は市場に十分に流通していません。そのため「費用感がわからない」「発注方法や料金メニューが複雑」といった理由で、企業や店舗がOOHを出すことには高いハードルがありました。
ビジネスのオンライン化やDX化が各産業で求められる中、OOH業界の取引プロセスはいまだ改革のさなかにあります。日本のOOH業界は非常にロングテールな環境であり、メディアの取扱業者は様々存在します。そうした中でも、「空き枠」「価格」のやり取りは電話・メール・FAXで都度行われており、営業・商談もオフラインでの対面式がほとんどです。メディアの取引においては、売り手・買い手ともに負担が大きいのが現状です。
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オーマッチ株式会社はテクノロジーの力でこれら課題を解決し、OOHの円滑な取引の実現を目指しています。
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加えて、OOHは従来、視認性やインパクトの高さが評価されてきた一方で、広告効果が不明瞭という課題を抱えていました。広告主は多額の投資を行いながらも、どれだけの人に広告が届くのか、ターゲット層にリーチできるのかといった効果を把握することが困難な状況が続いています。
こうした課題に対し、当社は人流データを駆使することで、広告接触者数の推定やターゲット層の分布など、これまで曖昧だった指標を定量的に把握することが可能となりました。これにより、広告主はより戦略的なメディアプランニングを実現できるようになります。
オーマッチ株式会社はこうした取り組みも通じて、より透明性の高い広告エコシステムの構築を目指してまいります。
プランニングサポートについて
広告プランニングのサポートを行っています。「予算」「エリア」「ターゲット」など条件をお伺いし、最適なメディアをご提案いたします。ご希望により、お電話でのサポートも可能です。ご要望がございましたら、以下よりお問い合わせください。
URL：https://oohmatch.com/support#SupportForm
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出資者のコメント
ソフトバンク株式会社 専務執行役員 兼 CHROSBイノベンチャー株式会社 取締役
青野 史寛 氏
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オーマッチ社は、ソフトバンクの社内起業制度「ソフトバンクイノベンチャー」から生まれた会社です。
屋外広告業界に存在する課題を見つけ、その解決のための事業アイデアを形にする過程では、コロナ下で人流が極端に変化するなどの困難もありましたが、粘り強く事業を育ててきました。
これまでの屋外広告業界にはアナログな側面が色濃く残されていましたが、オーマッチ社はデジタル技術の活用により、新しい可能性を切り拓こうとしています。
今回の資金調達をきっかけに、さらなる進化を期待するとともに、引き続きオーマッチ社の成長を応援します。
ファーストライト・キャピタル株式会社
ベンチャー・パートナー 麻生 要一 氏、プリンシパル 大鹿 琢也 氏
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デジタル広告の飽和やアドブロックの普及を背景に、またポストコロナで人流が回帰・活性化する社会において、リアルな接点として再評価が進んでいる屋外広告は、近年、デジタルサイネージや位置情報データと連動することで高度なターゲティングが可能となり、広告効果の可視化も進んでいる先進領域だと捉えています。加えて、広告が都市景観や地域ブランディングの一部として機能するケースも出てきており、単なる販促を超えた価値創出が期待される可能性に溢れた市場です。一方で、その買い付けや広告掲出までの業務プロセスはとてもアナログかつ細分化されており、DXによって大きく価値が高められる閉ざされた市場でもありました。その市場に真正面から挑み、マーケットプレイス・プラットフォーム化のチャレンジをするオーマッチが広がることで、今までにはなされなかった新たなOOH広告の可能性がひらけることを期待し、これからのオーマッチの成長を支援していきます。
会社概要
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[表: https://prtimes.jp/data/corp/120564/table/5_1_a0ecc65dd71f5b4d8e9b2bae188689c7.jpg?v=202508060346 ]
