
AIデータクラウドを提供するSnowflake合同会社(所在地:東京都中央区、以下Snowflake)は2025年8月1日、新社長執行役員の就任に伴う会見を報道機関向けに開催しました。同日付で社長執行役員に就任した浮田 竜路が登壇し、Snowflakeの新たな成長期における戦略について説明しました。
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前社長の東條 英俊(右)に花束を手渡す新社長の浮田 竜路(左)
社長執行役員に就任した浮田は2021年より、Snowflake日本法人の執行役員 第二営業統括本部長としてセールスチームを統括。Snowflake入社以前は、アドビ株式会社にてデジタルエクスペリエンス営業本部 常務執行役員を務め、またEMC / VCE株式会社等で要職を歴任し、多岐にわたる分野でリードしてきました。
冒頭、退任した前社長執行役員の東條 英俊が挨拶。「私が日本法人に第1号社員として入社したのは2019年9月。この丸6年の間にはコロナ禍もあり、お客様もデータに基づいて市場を把握しようという意向が強く、その波に乗ることができた。会社は大きく成長し、お客様からも高い評価をいただいたと実感している」と振り返りました。また、「マーケット全体を見ると、日本企業のデータ活用、そしてAI活用はまだまだこれから進む。Snowflakeとしても製品の拡充を進めており、今後も日本のお客様に貢献できると確信している」とし、「浮田がSnowflakeの第2段階の成長をスムーズにけん引してくれる」と期待を込めました。
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続いて浮田は、「日本法人は6期連続で成長を続け、データクラウドという領域でお客様のビジネスの中核を担う存在として、確固たる存在感を築いてきたと自負している。私たちのソリューションを業務に取り入れ、業務変革や新たな価値創出を実現してくださったお客様のおかげ。また、業界を越えて広がるパートナーの皆様と共に価値を創出してきたことが、ここまでの歩みを支える非常に重要な要素だった」と感謝を述べました。そして、「データ戦略をAI戦略へと拡張していく新たなフェーズも皆様と共に歩んでいく」と所信を表明しました。
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浮田は、Snowflakeの日本市場における現状と戦略、展望について説明。APJ(アジア太平洋および日本地域)の成長率がグローバル平均を大きく上回っていることに触れ、「そのけん引役を担っているのが日本市場。この勢いをさらに加速させ、FY30までにグローバルRevenueの10%以上を日本・APJで担うことを目指す」と力を込めました。また、2024年に東京・八重洲に開設した新オフィスについて、約1年間で220回以上のイベントを開催し、延べ9,000名超の来社があったことを報告。「お客様・パートナー・業界の皆さまが集い、学び合い、未来を描く“共創のハブ”として機能してきた。今後も実践知とネットワークが循環する“情報発信・共創の中心地”として、さらに進化させていく」と語りました。
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これからの日本市場でのさらなる成長に向けて、浮田は今後のSnowflake注力領域を以下の5つに整理して解説しました。
- AIの民主化・高度化・安全性
・誰でも使えるAI AIの民主化・あらゆるデータから学ぶ AIの高度化・全社・全業界で活用 安全に使えるAI
- さらなるデータ活用を推進・顧客の意思決定を導くデータ活用を推進・構造化・非構造化 あらゆるデータを活用・日本でのAI/ML活用率50%超へ
- 業界別ユースケースの拡大と深化・業界別ソリューション 迅速な移行支援・意思決定の迅速化と現場定着の加速・業界横断なデータ連携を加速
- 人材育成と現場力の強化
・SnowProの育成 認定取得者数の拡大・無償オンライントレーニングの拡大・現場定着を支援する実践的な内製化を支援
- パートナーエコシステムとの共創・知見のあるパートナーからの支援・業界や業務に最適化されたソリューションとサービス・AIを活用したデータ活用の早期実現
最後に浮田は、「『データ戦略なくして、AI戦略なし』。Snowflakeの5つの重点領域は全て、この土台を整えるためのもの」と語り、「これからも私たちは、データとAIの活用によるビジネス成果の実現を支えるパートナーであり続ける」と決意を新たにしました。
Snowflakeについて
Snowflakeは、シンプルかつ効率的で信頼性の高いエンタープライズAIを実現します。SnowflakeのAIデータクラウドは、世界最大規模の数百の企業を含む世界中の数多くのお客様に利用されており、データ共有、AIによるビジネスの強化に貢献しています。これからは、エンタープライズAIの時代です。詳しくは、snowflake.com/ja/(ニューヨーク証券取引所:SNOW)をご覧ください。