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製造業・インフラ設備の保全活動とリスク管理を効率化するクラウドサービス『EMLink』を提供する設備保全総合研究所、プレシリーズA資金調達のお知らせ

update:
設備保全総合研究所
株式会社設備保全総合研究所は、DNX VenturesおよびDelight Venturesを引受先とするプレシリーズA資金調達を実施



 製造業・インフラ設備の保全活動とリスク管理を効率化するクラウドサービス『EMLink』を提供する設備保全総合研究所(以下、EML)は、DNX VenturesおよびDelight Venturesを引受先とするプレシリーズA資金調達を実施いたしました。
 本資金は、25年6月に発表した生成AIを組み込んだ新機能「EMLink Intelligence」の開発強化、および営業体制の強化に充当いたします。本資金調達を通じて、プロダクト開発の加速、営業体制の強化、顧客基盤の拡大を推進し、設備保全およびアセット・マネジメントDX領域でのリーディングカンパニーとしての地位確立を目指します。

【参考情報】
- EMLink Intelligenceの提供開始について
- 丸紅グループとの共同プラットフォーム構築


[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115057/17/115057-17-3284dbb535dfa44dfb87e2ee4843a0cf-2000x903.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115057/17/115057-17-4a26865432063242534cf5373faf82ef-1980x1320.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
リード投資家のDNX Ventures代表 倉林氏(右)、弊社代表取締役CEO 相原(左)

製造業・インフラ産業の保全業務における課題

 製造業やインフラ業界の設備は、その多くが数千~数万点にのぼる機械部品・構造物から構成されており、その組み合わせは現場ごとに異なる「一品一様」の世界です。それぞれの現場で異なる状態や劣化傾向を見極め、適切なタイミングで保全活動(修繕・更新の見極め)を行うことが求められます。一方で、以下の3つの構造的な課題により適切な保全活動の実行が難しいケースが見受けられます。
- 設備保全・メンテナンス業務を担う技術者の不足
メンテナンス企業である株式会社マイスターエンジニアリングの分析によれば、プラント関連職を含む機械修理技術者数は、2020年から2045年にかけて約3割減少すると予想されています。(*1)
この状況は、設備を保有するオーナー企業側の技術者だけでなく、メンテナンス実務を行う外注専門業者のリソース不足、技術承継問題が深刻化する可能性を示唆しています。
*1) 23年4月発行:『超重要インフラ』メンテナンス人材不足調査レポート

- 情報散在による生産性の低下
”設備保全”という業務の性質上、保全履歴・修繕記録、投資計画、購買活動、および日常で行う点検記録が紙やExcelファイルなど様々な情報・時系列データが散在し、必要な情報を探し出すだけで多くの時間がかかるという課題があります。このため、過去の経験やデータが活かされず、保全活動・判断の現場において非効率な作業が常態化してしまっています。

- 適切な投資判断や意思決定機会の逸失
設備更新や新規投資は、1件あたり数千万円~数億円規模にのぼることもありますが、データが不足しているが故に十分な根拠(エビデンス)に基づいた判断が難しく、過去の勘や経験に頼らざるを得ない状況が続いています。その結果、”保全コスト効率化と安全性強化の両立”、”バランスシートに計上される資産の圧縮”といった重要な経営判断のチャンスを逃してしまうケースも見受けられます。


EMLinkは”現場”と”経営”の両方の視点から普遍的課題を解決します
 EMLinkは、アセットマネジメントの考え方に基づいて開発された、設備保全に特化したソリューションです。「保全現場のデータを一元管理し、業務効率を向上させる機能」と、「経営層がエビデンスに基づいて適切な判断を下せる仕組み」を組み合わせることで、保全業務の高度化と経営判断の精度向上の両立を実現します。
 製造・インフラ業界における設備保全のあり方を抜本的に見直し、業界全体の効率化と安全性の向上を力強くサポートいたします。

EMLinkについて

 設備保全/アセット・マネジメントクラウド『EMLink』は、工場・インフラ向けの設備管理サービスで、コスト削減、リソース効率化、管理体制強化等を目的として石油精製・化学・素材・医薬・食品・自動車産業等の製造業やインフラ関係事業者などを中心に、日本全国で導入が進んでおります。
 現場データと経営データを繋ぐ“製造現場のプラットフォーム型クラウド”としてAll-in-oneでの機能を有しておりながら、Basic Planで1工場・事業所あたり9.8万円/月(Basicプラン)とリーズナブルに導入可能なソリューションです。

【Basic Planに含まれる主な機能群】
- データ統合型設備台帳
- 保全履歴・パフォーマンス分析
- 保全計画策定・管理
- 消耗品・資材管理
- ワークフロー・コミュニケーション機能
- 設備投資・維持コストマネジメント
- スマート点検(iOSアプリ対応)
- 高度なセキュリティ設定(二段階認証、IPアドレス制限等)

[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/115057/17/115057-17-f583c98c426ea8379a90305c369a901c-3900x1889.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
”現場”と”経営”の両方の視点から支える『EMLink』

株式会社設備保全総合研究所について

当社は、プラント・工場向けのDXソリューションを提供しております。アセット・マネジメントクラウド「EMLink」の提供や各種コンサルティングサービスを通じて工場・インフラの保全活動における産業DX推進を目指しています。
- 代表者:相原 章吾(代表取締役CEO)
- 所在地:東京都目黒区目黒本町3丁目18-16-武蔵小山Hillz 304
- URL: https://em-labo.co.jp/
- 『EMLink』製造業様への導入事例等:https://note.com/emlabo

投資家の皆様のコメント

DNX Ventures マネージングパートナー兼日本代表 倉林 陽氏
パートナー 船津 修氏
 この度、EMLにリード投資させていただきました。多くの工場やプラントで稼働する設備は、日本の産業を下支えする大切な存在でありながらも、設備保全の世界は非効率な管理や人材不足等の課題に直面しています。プラントでの実務経験を持ち、真正面からこの課題に挑むべく創業された相原さんと上野さんの現場への深い敬意と理解、行動を示し続ける姿勢が、DNXの投資判断を強く後押ししました。産業の"黒子"として社会を支えるEMLを、DNXは全力で伴走して参ります。


デライト・ベンチャーズ プリンシパル 永野 祐輔氏
 EMLが挑む設備保全DXは、日本の製造・インフラ産業における人材不足や老朽化といった社会課題を解決し持続可能性を高める重要な挑戦です。経験豊富でドメイン知識に優れたチームが、その高い実現力をもって難易度の高い領域に果敢に取り組んでいる点を大変心強く感じています。AIを活用し膨大な設備データを資産化する取り組みは、産業界の変革を大きく後押しするものであり、私たちも投資家としてその成長と飛躍を強力に支援していきます。

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