
令和7年9月29日、2025年「Green Destinations TOP100」(世界の持続可能な観光地TOP100)が発表され、福岡県北九州市を含む関門エリアが初めて選出されました。
関門エリアは、関門橋や関門トンネルなどを活用した「インフラツーリズム」を通して、山口県下関市と福岡県北九州市の様々な団体や事業者が連携したことによるエリアマネジメントが評価されました。
「Green Destinations TOP100」(世界の持続可能な観光地TOP100)
サステナブル観光地の国際認証団体「Green Destinations」が、毎年、世界の持続可能な観光地TOP100を選出しているもので、このたび、関門エリアが福岡県として初めて認定されました。
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[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/76777/316/76777-316-4012849144c90cdc46402dc14c25de23-485x255.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■関門エリアの選出・評価のポイント
【Destination Management(持続可能な観光地経営)部門】
・関門海峡エリアの地域連携への課題に対し、関門橋や関門トンネルを活用した「インフラツーリズ
ム」を提案し、インフラ事業者を観光事業に巻き込むことで、関門エリア全体を一つの観光圏とする
エリアマネジメントに貢献した。
・歴史や技術を深く学べるエリアとなり、今後も持続可能な発展が見込まれる。
【参考:日本の選出状況】
2024年: 5エリア 京都府宮津市、山形県手向、岩手県遠野市、岩手県釜石市など
2023年:10エリア 愛媛県大洲市、神奈川箱根町、熊本県小国町、鹿児島県与論島など
■関門エリアの主な取り組み
・「関門エリアの持続可能な観光勉強会」の開催
・観光分野におけるインフラ事業者との新たな連携(インフラのバックヤード(保守用通路など非公
開エリア)見学などのインフラツーリズムの開催)
・日本遺産「関門“ノスタルジック”海峡」の構成文化財である門司港駅や旧門司三
井倶楽部における、インフラツーリズムを起点とした歴史・文化体験の提供