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『子どもたちを支えたい』医学生の夢を応援。過去最多18名に奨学金給付 ―9月6日に証書授与式・交流会・コミュニケーション研修を開催―

update:
公益財団法人川野小児医学奨学財団


 小児医学・医療・保健の発展のため、小児医学研究者への研究助成や小児医学を志す医学生への奨学金給付などを行う公益財団法人川野小児医学奨学財団(所在地:埼玉県川越市、理事長:川野幸夫/株式会社ヤオコー代表取締役会長)は、過去最多となる18名の小児医学を志す医学生を2025年度新規奨学生として決定しました。これに伴い、奨学生証書授与式を9月6日(土)に埼玉県川越市のヤオコー本社にて開催し、当日は証書授与のほか、奨学生による決意表明や交流会、コミュニケーション研修を実施しました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104845/57/104845-57-fc54cc2322c007eef11d862e43a8c693-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
      授与式で奨学生に贈られる奨学生証書
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         奨学生証書授与式の様子

■奨学金事業について https://kawanozaidan.or.jp/scholarship/
「小児科医になって、子どもたちを支えたい」そんな高い志を持ちながらも、経済的な理由によって進学を諦めてしまう学生がいます。当財団では小児医学を志す医学生および小児医学研究に従事している大学院生に対して奨学金事業を行っています。当財団の奨学生は2025年度までで148名にのぼり、卒業生の多くが第一線で医師として活躍をしています。

<奨学金事業のあゆみ>
1990年 埼玉県内の高校を卒業した医学生を対象に奨学金貸与事業を開始
2010年 返済義務のない奨学金給付事業に制度を変更
2021年 千葉県内の高校卒業者にも奨学金給付の対象者を拡大
2023年 給付額を月額7万円に引き上げ
■2025年度奨学生について
今年度の応募総数は29名となり、選考委員による書類審査および理事長による面接選考の結果、新たに18名の医学生に対する給付を決定しました。面接では、医学を志した動機やどのような医師を目指しているかなどの質問がされ、選考が行われました。今年度より当財団の奨学生となった方々は以下のとおりです。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104845/57/104845-57-f65f71a9d4b19271178e249fdf535124-3900x972.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■新規奨学生証書授与式・交流会・コミュニケーション研修開催レポート
2018年度より、毎年9月に新規奨学生証書授与式・交流会を開催しています。新たに当財団の奨学生となった医学生に当財団の奨学生としての意識を持ち、充実した大学生活を送ってもらうことを目的としています。また、同日に「医学生のためのコミュニケーション研修」も開催いたしました。

<奨学生証書授与式>
・理事長川野幸夫より新規奨学生へ証書授与
奨学生証書授与式には、2025年度の新規奨学生17名が出席しました。どの奨学生も緊張の面持ちで、理事長から奨学生証書を受け取っていました。式には、現役の奨学生や奨学生OBも10名出席し、先輩として温かなまなざしで見守っていました。


[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104845/57/104845-57-9d49ecf002f0afa66f559fa773ce84ca-3900x2656.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
       理事長から新規奨学生へ証書授与

・新規奨学生代表者の決意表明
新規奨学生を代表して、1名が決意表明を行いました。医学部を志した動機や、小児科に興味をもったきっかけ、そして目指す医師像について、熱い想いを語ってくださいました。その真摯な言葉に、奨学生はもちろん、理事長やご来賓、事務局一同も改めて身が引きしまる時間となりました。

奨学生の決意の言葉(一部抜粋)
私は幼い頃、病気を抱えていました。
手術や通院を繰り返す中で、不安や恐怖で泣いてしまったとき、担当の医師が「大丈夫、一緒に頑張ろう」と優しく声をかけてくださり、安心して治療に向き合うことができました。
その言葉が、幼い私にとってどれほど心強かったか、今でも鮮明に覚えています。
いつか自分も人を助けられる存在になりたいと強く思うきっかけとなりました。
このような自身の経験から、特に小児医療に強い想いがあります。
病気に苦しむ子どもたちは、大きな不安を抱えています。
かつて私がそうしていただいたように、患者さんに「安心」を届けられる存在を目指したいと思います。


<交流会>
奨学生同士の交流を深め、当財団への理解を深めることを目的に、交流会を実施しました。奨学生OBの開会挨拶に始まり、奨学生の自己紹介、クイズ大会などが行われました。
クイズ大会では、小児医学への関心をさらに高めてもらうために関連するテーマを取り上げ、チーム対抗で様々なクイズに挑戦してもらいました。小児科医として活躍する選考委員からの解説もあり、奨学生が真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104845/57/104845-57-56ba6d279c9ab0e8d117377bda7463a0-2346x720.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<医学生のためのコミュニケーション研修>
[画像6: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104845/57/104845-57-291c24ec455e80fcbc974cf21edd11c2-3900x2600.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
      情報伝達のロールプレイングの様子
医療現場では「患者さんを怒らせてしまった」「意図が正しく伝わらなかった」など、コミュニケーション不足によるトラブルが少なくありません。
当財団の2024年に公開した「第2回 医学生アンケート」でも、医師に必要な資質として「コミュニケーション能力」が「医学の知識・技術」に次いで第2位に挙げられました。
こうした背景から、当財団では授与式当日に「コミュニケーション研修」を実施しています。



・研修内容
表情・挨拶・返事といった基本的なマナーの再確認から始まり、話し方や声のトーン、状況に応じた話し方・聴き方を学びました。患者役・医師役に分かれ挨拶をする演習のほか、情報伝達のロールプレイング等も実施しました。

・講師紹介
[画像7: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/104845/57/104845-57-ead677c3265f5c945c711bedf9ace828-170x169.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]

松田 幸子先生
YOU企画代表 大学卒業後、大手電機会社の教育部門に勤務。
退職後は人材育成コンサルタント、企業研修講師、大学非常勤講師として活躍。 コミュニケーションスキル、コンサルティングセールス、クレーム応対、問題解決など多岐にわたる分野を指導。
現在は大学の看護学部で「看護のためのコミュニケーション論」を担当。



■奨学生からのコメント
・同じ医学部生の中でも色々な背景を持って強く小児医学を志しておられることを知り、自分も頑張ろうと思うことができたとともに、そのような仲間と将来の進路のことから、普段の授業や試験のことまで色々な話をして大変充実した時間を過ごすことが出来ました。 (新規奨学生/医学部3年生)

・理事・幹事・選考委員の方々が発せられる一言一言に重みがあって、非常に心に響くものばかりでした。多くの方々からの期待を感じると同時に、だからこそ将来は社会貢献の努めをしっかり果たさなくてはならないと再度身が引き締まりました。(新規奨学生/医学部4年生)

・日々、目の前の勉強に追われていると、もともとの目標を見失ってしまうこともありますが、医師を志そうと思った初心を忘れずに頑張ろうと思えました。(現役奨学生/医学部4年生)
■事業担当者からのコメント
授与式・交流会を通じ、多様なバックグラウンドをもつ奨学生の皆さんが出会い、互いに刺激を受け合いながらつながっていく姿を目の当たりにしました。同じ小児医学を志す仲間との出会いは、学生生活の中での支えとなるだけでなく、将来医師として歩んでいくうえでの大きな糧になると思います。
また、奨学生が語ってくれた未来に向けた力強い決意は、私たちにとっても大きな希望となりました。
これからも奨学生が学びを深め、子どもたちの未来と小児医学の発展に力を発揮できるよう、財団としてできる限りの支援を続けてまいります。
■財団概要
財 団 名: 公益財団法人川野小児医学奨学財団
所 在 地: 〒350-1124 埼玉県川越市新宿町1-10-1
理 事 長: 川野 幸夫(株式会社ヤオコー 代表取締役会長)
事 務 局 長: 川野 紘子
設   立: 1989年12月25日
行 政 庁: 内閣府
U R L : https://kawanozaidan.or.jp/
T E L  : 049-247-1717
M a i l : info@kawanozaidan.or.jp
事 業 内 容 : 研究助成/奨学金給付/小児医学川野賞/医学会助成/小児医療施設支援/
ドクターによる出前セミナー/医師・地域連携 子ども支援助成

<創業ストーリー>
財団の創業ストーリーや事業のエピソードをPR TIMES STORYで紹介しております。
どうぞご覧ください。

失われた息子の命をきっかけに設立した「川野小児医学奨学財団」ー小児医療をめぐる課題に取り組む中で感じた、子どもたちの心と体を守るために必要なこと
https://prtimes.jp/story/detail/rX5NvZs7GXb

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