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海外の英語教員に独自調査!国際交流が生徒の進路選択に与える影響に関する国際調査分析

update:
一般社団法人HelloWorld
95%が影響ありと回答、特に「多様な文化的背景をもつ人々との交流」に効果を感じる傾向



[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155476/10/155476-10-7943848614878b288f269d572de194c0-1920x1280.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


国際交流を起点に多様性あふれる社会の実現を目指す一般社団法人HelloWorld(ハローワールド、沖縄県沖縄市)は、国際交流や多文化理解等に関する調査・研究を推進するため、IntEx(*)研究所を設立しています。この度、連携先であるHelloWorld株式会社(本社:沖縄県沖縄市、Co-CEO野中光、冨田啓輔)が海外の提携校の英語教員に対して「国際交流が生徒の進路選択に与える影響に関する独自調査」を実施し、海外の教員45名から回答を得ました。IntEx研究所が独自にその内容を分析しましたので、結果を公表します。

(*)「IntEx」(インテックス)とは、International Exchange / International Experienceの総称。リアル・オンラインを問わず、多文化理解等を目的に、人と人が国際交流をする活動を総体的に捉える概念をいいます。なお「IntEx」は連携先であるHelloWorld株式会社の登録商標です。

調査分析結果 ポイント

★教員の95%が「国際交流が生徒の進路選択に影響を与えている」と回答。
★Grade 9(中学3年)までを教える教員は「強く影響を感じる」と感じた割合が55.6%と高い結果に。
★生徒の進路選択に影響を与えている具体的な点について、トップは「多様な文化的背景をもつ人々との交流」で86.7%。「実践的な英会話」や「言語交換の経験」といった英語活用の観点はそれぞれ約7割で続く結果に。

一般社団法人HelloWorldの取り組みと調査分析背景について

一般社団法人HelloWorldは、異文化交流や多様性に触れる経験をより多くの子どもたちに届けることが分断のない持続可能な社会の実現につながると考えています。そのためIntExの提供を重点テーマとし、様々な観点からIntExを取り巻く状況やその効果についての調査・研究に取り組んでいます。HelloWorld株式会社とともに、学校教育でのIntEx機会の提供に取り組んでいる一方、これまでその効果の検証・報告は国内の学校での実施を中心としてきました。そこで、海外の学校と連携した取り組みが国際的にどのような効果をもたらすのかを明らかにすべく、HelloWorld株式会社が本調査を企画・実施し、当法人が結果の分析を行いました。なお、HelloWorld株式会社からは、個人を識別できない形式に加工した統計データとしてアンケート結果を受領しております。また、本調査は英語で実施し、本プレスリリース公開にあたり集計結果について翻訳を実施しています。

調査分析結果 詳細

1. 教員に対し、IntExが生徒の将来の進路選択に影響を与えていると感じるかを伺ったところ、全体の95.6%が「影響を感じる」(強い影響を感じる [I feel it has a strong impact]:46.7%、多少影響を感じる [I feel it has some impact]:48.9%)と回答しました。教員が主に教えている学年別に集計したところ、概ね日本の中学3年生にあたる「Grade 9」までを教える教員の方が、強い影響を感じる割合が高く、55.6%でした。進路を考え始めるまでの時期に、異文化に触れたり実践的な英会話を体験したりすることで、進路選択の幅が広がる可能性がうかがえます。

図1:Do you feel that IntEx influences students’ future career choices?(IntExが生徒の将来の進路選択に、影響を与えていると感じますか?)※回答した教員が主に教えている学年別の集計
※教えている学年は、Grade 9までとGrade 10以上のいずれも教えている場合は両方に含めて集計した。(以下同)
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155476/10/155476-10-0bde8d76470494efb2813d29498d4620-2903x1133.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
※「あまり影響を感じない (I don’t feel it has much impact)」と「まったく影響を感じない (I feel it has no impact at all)」はそれぞれ回答なし。


2. IntExのどのような側面が、特に影響を与えたと感じるか伺いました。全体の86.7%が「多様な文化的背景をもつ人々との交流の経験 [The experience of interacting with people from diverse cultural backgrounds] 」と回答しました。言語としての英語に注目した「実生活・実践的なシーンでの英語活用の経験 [The experience of using English in real-life/practical situations] 」や「言語交換の参加経験 [The experience of participating in language exchange] 」についても、それぞれ77.8%、68.9%と高い数字が示されたものの、生徒の進路選択の幅を広げることにおいては、IntExは多様性に触れる機会として有効に働いていることがうかがえる結果となりました。
教員が生徒の変化を感じた具体的なエピソードも併せてご紹介します。

図2:What aspect/s of IntEx do you feel had an impact?(IntExのどのような側面が、特に影響を与えたと感じますか?)※回答した教員が主に教えている学年別の集計
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/155476/10/155476-10-9a7b6a823121977b5218981baed3b34e-3251x2443.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


<具体的なコメント(日本語訳)>
・生徒たちは新しい友達に会えることにわくわくし、実践的な英語でコミュニケーションをとろうとしていた。その経験が、生徒たちのモチベーションになっているように感じる。
・生徒たちが、将来、留学や海外で働きたいという希望を示すようになった。
・生徒たちは非常に熱心で、日本やその他の国々の生徒との交流を通して、もっと多くのことを学びたいと考えている。彼らは留学を希望しており、IntExプログラムへの参加をとても楽しんでいると言っていた。
・ある生徒が、初めて英語を学び、故郷の文化を共有するために海外留学をしたいという希望を聞かせてくれた。そしてその後は他国の文化についても学びたいとのことだった。

総括

本調査では、IntExが様々な国・地域の生徒の進路選択に影響を与えうる、グローバルに効果的な取り組みであると言える可能性が高いことが分かりました。特に、英語をコミュニケーション手段として用いる実践的な機会の提供を越え、多様な文化的バックグラウンドに触れることが、若年層の進路選択に好影響を与えうる傾向が見られたことから、今後も当法人はIntExを通じた多文化交流の機会提供に取り組んでいく方針です。一方で、語学としての英語力を身に付けることで、より一層留学や海外就職、グローバルなキャリア構築への意欲向上にもつなげられる可能性があることから、官民での連携にも取り組み、さらに多くの子どもたちの将来の選択肢の幅を広げるべく活動を続けてまいります。

調査概要

・調査期間:2025年9月25日~2025年9月28日
・調査機関:HelloWorld株式会社
・調査結果分析機関:一般社団法人HelloWorld
・調査対象:「WorldClassroom」の海外提携校で英語を教える教員
・有効回答数:45名
・回答者の勤務地(国・地域)数:7の国と地域
・調査方法:インターネット調査

団体概要

団体名 :一般社団法人HelloWorld
代表者 :野中 光・冨田 啓輔
所在地 :沖縄県沖縄市中央1-7-8
設立  :2023年10月
活動内容:まちなか留学基金の運営、企業/団体等とのコラボレーションによる子どもたちへの支援、国際交流や多文化理解等に関する調査・研究の実施(IntEx研究所)など
URL  : https://hello-world.education/

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