
「自然との共生をドライブする」をミッションに掲げるNature株式会社(所在地:神奈川県横浜市、代表取締役:塩出 晴海、以下「Nature」)が開発・販売するスマホHEMS「Nature Remo E(ネイチャーリモイー)」シリーズが、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の定める省エネ機器・IoT機器の安全性や信頼性を客観的に評価・可視化する「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)」の基準「★1(レベル1)」の適合ラベルを取得したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19285/156/19285-156-7bd35ad961298603c639f9e6e601cd92-1500x960.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
近年、インターネットに接続し、さまざまな機能やサービスを提供するIoT製品が普及し、生活が便利になる一方で、IoT製品を狙ったサイバー攻撃などのセキュリティリスクが顕在化し、製品を通じて取得された生活に密着したデータ(使用時間、位置情報など)の漏洩リスクへの対策が求められています。こうした課題に対し、経済産業省およびIPAの主導により製品のセキュリティ機能を共通の基準で評価・可視化を目的とする「セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR: Labeling Scheme based on Japan Cyber-Security Technical Assessment Requirements)」が、2025年より運用が開始されました。
スマホHEMS「Nature Remo E」「Nature Remo E2」および電力モニタリングシステム「Nature Remo E lite」「Nature Remo E2 lite」(以下、総じて「Nature Remo E」シリーズ)は、「JC-STAR」の基準「★1」に適合し、この度、適合ラベルを取得いたしました。
2025年5月22日に改訂された「エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス(ERAB)に関するサイバーセキュリティガイドライン Ver3.0」において、ERABの制御対象としてIoT機器を導入する場合には、JC-STAR「★1」以上の製品選択が必須要件に加わりましたが、JC-STAR「★1」適合ラベル取得により、「Nature Remo E」シリーズは、同ガイドラインに準拠した製品となります。また、ユーザーは、セキュリティ対策が適切に取られた製品であると客観的に把握でき、安心して「Nature Remo E」シリーズを導入いただけるようになりました。
Natureは、電力を当たり前に「使う」時代から賢く「やりくり」する時代へ、分散型エネルギーリソース(DER)活用の取り組み・構築を下支えし、電力の安定供給の確保とエネルギーコストの最適化の両立を支援します。また、安心できる製品の開発・販売に努め、家庭のエネルギーマネジメントを後押しして、再生可能エネルギー100%の実現を目指してまいります。
■「★1」適合ラベル取得モデル一覧
・Nature Remo E / Nature Remo E lite
詳細を見る
・Nature Remo E2 / Nature Remo E2 lite
詳細を見る
■セキュリティ要件適合評価及びラベリング制度(JC-STAR)について
経済産業省が公表した「IoT製品に対するセキュリティ適合性評価制度構築方針」に基づき構築された制度で、幅広いIoT製品を対象として、共通する指標で製品のセキュリティ機能を評価・可視化することを目的としています。本制度では、IoT製品共通の最低限の脅威に対応するための適合基準である★1とIoT製品類型ごとの特徴に応じた適合基準である★2、★3、★4が定められており、適合ラベルを付与することで、製品詳細や適合評価、セキュリティ情報等の情報を調達者・消費者が簡単に取得できるようになっています。
JC-STAR適合ラベル取得製品リスト
詳細を見る
■ERABに関するサイバーセキュリティガイドライン Ver3.0について
経済産業省が示す蓄電池や太陽光発電などの分散型エネルギーリソース(DER:Distributed Energy Resources)を活用したエネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに参画する事業者が取り組むべきサイバーセキュリティ対策の指針を示したガイドラインです。
ERABに関するサイバーセキュリティガイドラインVer3.0
詳細を見る
■エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスについて
エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネス(ERAB:Energy Resource Aggregation Business)とは、アグリゲーターが仲介して、太陽光発電や蓄電池、EV、需要家の設備などの分散型エネルギーリソース(DER)を束ね、電力に不足または余剰が生じた際の調整力として活用するビジネスです。再生可能エネルギーの有効利用や電力需給の安定化、電気料金の削減が可能となり、社会全体でより効率よく電気を使えるようになると期待されています。
■アグリゲーターについて
アグリゲーターとは、需要家が保有する太陽光発電や蓄電池、EV等の分散型エネルギーリソース(DER)を遠隔制御・統合制御して電力を束ね、電力市場や電力事業者に対してひとつの大きなリソースとして提供する事業者のことです。またDERの所有者は、アグリゲーターと契約することで、エネルギー・リソース・アグリゲーション・ビジネスに参加することができます。
■Natureについて
Natureは、「自然との共生をドライブする」をミッションに、IoTプロダクトを活用し、再生可能エネルギーへのシフトの実現を目指しています。2017年にスマートリモコン「Nature Remo」を発売、日本のスマートホーム市場を牽引。2019年に「Nature Remo E」でエネルギーマネジメント事業に参入し、2022年より電力会社向けのデマンドレスポンスサービスの提供を開始しました。太陽光パネル・蓄電池・EV等の分散型エネルギーリソース(DER)を最適制御する独自のエネルギーマネジメントプラットフォーム「Nature DER Platform」を構築し、次世代の電力インフラのアップデートに貢献することでエネルギーの新しい未来を創造してまいります。
■「Nature Remo E2/E2 lite」について
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/19285/156/19285-156-4e90430d707654547e6d86cfc0e37d85-1920x1080.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
「Nature Remo E2」シリーズは、コンセントに挿すだけで安価で手軽に導入できるスマホHEMSです。「Nature Remo E2」は、連携したスマートメーターから 取得する電力消費情報や電力料金の目安、また太陽光発電設備の発電・売電状況、蓄電池の充電量・放電量などエネルギー機器の運転情報もリアルタイムにスマートフォンの「Nature Homeアプリ」で確認、遠隔でコントロールができるデバイスです。「Nature Remo E2 lite」は、スマートメーターとの連携に機能を限定したエントリーモデルです。また、いずれのモデルもスマートリモコン 「Nature Remo」シリーズ(別売)と組み合わせて使用することで、電力消費量に合わせた家電の自動制御や、家電の遠隔操作も可能です。
■Nature株式会社 概要
社名:Nature株式会社(ネイチャーカブシキガイシャ)
所在地:〒221-0052 神奈川県横浜市神奈川区栄町1-1
設立:2014年12月10日
代表者:代表取締役 塩出 晴海(しおで はるうみ)
事業概要:IoT機器の開発・製造・販売、及びエネルギーマネジメント事業
URL:https://nature.global/