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Asana、最新の「AIチームメイト」を発表 – 人と協働し、確かな成果を生み出す“コラボレーティブ・エージェント”

update:
アサナジャパン株式会社
自律性だけでなく人間と協働しながら機微に通じた業務遂行を可能にするAIチームメイト、AIチームメイトが単純作業の自動化を超え複雑なワークフローにも対応することで業務スピード・品質を向上



エンタープライズワークマネジメントプラットフォームのリーディングカンパニー、米国Asana, Inc. (以下、Asana) の日本法人・アサナジャパン株式会社(東京都千代田区)は、この度、最新のAIチームメイトを発表しました。AIチームメイトは、組織全体のあらゆる業務状況と進行を理解し、ひとつのエージェントが複数のチームを同時に支援します。人からのフィードバックをもとに継続的に学習・適応し、ビジネス全体のコラボレーションにおけるスピードと質を高めます。

Asanaは、職場における自律型エージェントの有効性に関する広範な懸念にも取り組んでいます。調査では自律型エージェントの70%が基本的なタスクの遂行に失敗することが示されています。[1]問題はAIの「力」や「能力」ではありません。個人ユーザーの支援を重視していた従来のエージェントでは、効果的な「チームメイト」となるために必要な状況把握、チェックポイント、管理機能を欠いているため、人とのやり取りから適応・学習し、複雑なワークフローを実行することができないのです。

Asana CEO の Dan Rogers は次のように述べています。
「多くの企業が『自律型エージェント』の開発を進めていますが、自律性は本来、目指すべきゴールではありません。実際の業務環境では、極めて微妙なニュアンスの積み重ねによる業務遂行が求められています。エンタープライズのワークフローは、多くのチームと複数のデータポイントを網羅し、組織のあらゆるレベルに影響を及ぼします。エージェントが人と効果的に協働するには、誰が・いつまでに・どのように・そしてなぜそれを実行するのかという、組織のオペレーションの『設計図』へのアクセスが不可欠です。AsanaのWork Graph(R)データモデルはまさにそれを提供し、AIチームメイトに豊富なコンテキスト、プロセス、データの履歴を提供します」

「重要なのは、人間がデータアクセスやリソースの使用状況を自在に管理できる点です。管理者はアクセス範囲の可視化や利用上限の設定を手元で行うことができます。これにより、AIチームメイトの導入が急速かつ広範に進んでも、AIコストを予測可能な範囲に保つことができます」

AIチームメイトは、Asana が提供する既存のAI機能をさらに拡張するものです。Asana ではノーコードでAIワークフローを構築でき、反復的・定型的なタスクを高ボリュームで処理する AI Studio などを提供しています。

AIチームメイトの特長:人とAIの「真の協働」を実現する3つの基盤

● コンテキスト:単なる提案だけでなく、ビジネス全体を理解
AsanaのWork Graph(R)を活用することで、AIチームメイト はチームの目標、ワークフロー、組織構造といった包括的なコンテキストを理解します。チーム全体の「メモリ」を活用し、働き方に継続的に適応しながら、複数のプロジェクトやコミュニケーションを包括してコンテキストを保持。これにより、ビジネス目標に基づいた意思決定を行うことができます。

● チェックポイント:透明性とアカウンタビリティを標準装備
他のAIエージェントと異なり、AIチームメイト は Asanaのワークマネジメント基盤の中で稼働します。これにより、エージェントのステップごとの進行プロセスが可視化され、チームからのフィードバックを受けて最適化・反復することが可能です。ユーザーや管理者は、AIチームメイトの行動、関与領域、成果を人間のメンバーと同様に把握できます。全員が使う同じ構造内でAIが働くことこそが鍵です。

● コントロール:暴走しない自動化のためのガバナンス
エンタープライズグレードのガバナンスにより、チームはデータアクセス、ユーザー権限、運用パラメータ、クレジット消費を柔軟に管理できます。これにより、信頼を損なうことなく、また予測不能なコストを発生させることなく、組織のガードレール内での安全なAI運用を実現します。

協働するAIの展開:各部門で実証されるユースケースと成果
AIチームメイトは、Asanaの顧客におけるあらゆる重要部門で、迅速に成果とインパクトをもたらします。

● マーケティング
AIチームメイトは「キャンペーン・ストラテジスト」として、キャンペーンブリーフの作成、デリバラブル(成果物)の進捗管理、ROIレポート作成まで担うことができます。
また「クリエイティブ・パートナー」として、コンテンツの草案作成、バリエーションのブレインストーミング、ブランドガイドラインに基づくクリエイティブ資産のレビューなど、クリエイティブ開発のスピードと質の向上に貢献します。

● IT
AIチームメイトは「ITチケット管理・スペシャリスト」として、サービスリクエストを自動で分類・ルーティングします。さらに、問題のトラブルシューティングに加え、再発する課題の傾向やパターンを特定し、解決策をナレッジ化することで、常に最新のナレッジベースを維持します。

● プロダクト&エンジニアリング
AIチームメイトは「バグ・インベスティゲーター(調査員)」として、バグ報告の一次解析、重複レポートの統合、重大度の評価を行います。また「スプリント・アクセラレーター」として、ストーリーの進捗を追跡し、リスク項目の検知、スプリント結果を要約することで、開発チームのスピードと効率を高めます。

● バックオフィス&PMO
AIチームメイトは「ローンチ・ナビゲーター」として、部門横断的なローンチの進行を管理し、依存関係の監視やリスクの検知を行います。また「インサイト・アナリスト」として、詳細なプロジェクトデータをリーダー層向けに要約・分析し、意思決定の迅速化を支援します。

Dan Rogers は次のように述べています。
「何より素晴らしいのは、顧客が短期間で価値を実感していることです。あらゆる業界のチームが、新しい『AIに任せられる仕事』を見出しており、可能性が広がるにつれてユースケースも拡大しています。自律性を追求するのではなく、人とAIの協働を極めた組織が次の時代のリーダーになります。彼らはより速く動き、より野心的な目標を達成し、模倣困難な競争優位を築くでしょう。Asanaは、その実現を支えるプラットフォームであることに大きな期待を寄せています」

世界の企業は「自律」よりも「協働」を選ぶ

Morningstar社 CIO の Laura Kohl 氏は次のように述べています。
「AsanaのAIチームメイトによって、私たちはワークデータに眠る知見を安全に引き出し、重要な経営判断を支えるデータドリブンなインサイトを得られるようになりました。あるユースケースでは、これまで数週間を要していた複雑な調査を、わずか数時間で完了することができました。この取り組みは、私たちの働き方変革を加速させ、大規模な成果を上げることに貢献しています」

Living Spaces社 コンテンツ制作ディレクター の Matt Odom氏 は次のように述べています。
「エージェント型AIには慣れていますが、プロジェクト管理ツールにネイティブ統合されたものはこれまで見たことがありません。最大の利点は、Asanaの内部データに直接アクセスできる点です。AIチームメイトは、通常はたどり着くのが難しい、より深い分析やインサイトを抽出できます。しかもセットアップはほとんど不要です。長く詳細な指示を要する他のAIツールとは異なり、導入直後から自律的に動き始めます」

提供開始時期について
AIチームメイトは現在ベータ版を提供中です。
一般提供(GA)はAsanaの会計年度27年第1四半期に開始予定です。

[1] The Agent Company:実世界の結果に影響を及ぼすタスクにおけるLLMエージェントの性能評価


Asana について
Asana は、人とAIの協働を可能にするワークマネジメントプラットフォームのリーディングカンパニーです。Amazon、Accenture、Anthropic、Morningstar、スズキをはじめとした 17万社を超える顧客が、チーム間の連携と組織のインパクトを加速させるためにAsanaを活用しています。戦略的な取り組み、組織横断的なプロジェクト、または全社的な目標の管理など、どのような状況においても、Asana は組織における複雑な状況を明確にし、AI がチームと協力しながら計画を実行に移すのを支援します。詳細については、www.asana.com をご覧ください。

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