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AIにより社会課題解決へコミット。GramEye、シリーズBラウンドにて5.7億円の資金調達を完了

update:
株式会社GramEye
「地球規模の公衆衛生課題」薬剤耐性菌問題の解決に向け、グローバル展開を本格加速 -事業拡大に伴い、全ポジションで即戦力採用を強化-



株式会社GramEye(本社:大阪府茨木市、代表取締役:平岡 悠、以下「GramEye」)は、新規投資家であるBeyond Next Ventures株式会社、既存投資家の株式会社サムライインキュベートおよびNES株式会社を引受先とし、シリーズBラウンドにおいて総額5.7億円の資金調達を完了いたしました。
また、NEDO PCA事業採択による4.2億円の助成金をはじめとする複数の助成金獲得を含め、累計調達額は16.5億円に達しました。
[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/98814/13/98814-13-9b5530b2f663adfa95389ca6b3a927fd-567x297.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]


■資金調達の背景と目的
2025年1月、GramEyeはグラム染色工程を自動化するAI・ロボティクスソリューション「Mycrium(R)」を発売し、臨床現場への導入を開始しました。
発売後もユーザーからのフィードバックを基にAI機能の強化やハードウェア改良を重ね、次なる成長ステージに向けたグローバル展開と新規事業開発を見据え、今回のシリーズBラウンドを実施いたしました。
調達した資金は、主に以下の使途に充当いたします。
- 既存ソリューションのAIおよびハードウェア強化
- 米国FDA承認を含む海外展開の推進
- 新たなCDSS(臨床意思決定支援システム)の開発

CDSS(Clinical Decision Support System)は、医療従事者が個々の患者に対して最適な治療判断を行うための情報を迅速に提供するコンピューターシステムです。
GramEyeでは、CDSSを通じて抗菌薬の適正使用を支援し、より安全で質の高い感染症診療を実現します。これにより、医療現場の迅速な意思決定を支援し、公衆衛生の向上に貢献します。

■採用強化について
GramEyeでは、ミッション達成およびグローバル展開の加速に向け、複数の事業領域で即戦力人材を積極採用しています。
- 既存事業:経営幹部(CSO/COO)、営業(中四国・北関東東北エリア担当)、機械設計エンジニア(グラム染色自動化システム)
- 新規事業:機械・電気設計エンジニア(新規AIプロジェクト)、プロジェクトマネージャー(感染症診療支援AI・プログラム医療機器開発)

採用情報はこちら: https://grameye.com/recruit

■引受先からのコメント
Beyond Next Ventures株式会社
執行役員 兼 パートナー 橋爪 克弥 氏
ベンチャーキャピタリスト 柏木 康孝 氏
薬剤耐性菌(AMR)は、国や地域を問わず人々の健康と社会・経済に大きな影響を及ぼしている、グローバルな公衆衛生・社会課題です。医師の診療や臨床検査技師の検査業務など、日々の医療提供のあらゆる場面に深く関わり、感染症診療の在り方そのものが問われています。
GramEyeはAIとロボティクスを基盤に、感染症診療を変革し、AMRに立ち向かうソリューションを提供しています。
平岡さん・山田さん率いる力強いチームであれば、今回の調達を契機に大きく事業を加速させ、その大胆なビジョンを必ず実現できると期待しています。
Beyond Next VenturesはGramEyeの挑戦を積極的に支援してまいります。

株式会社サムライインキュベート
パートナー 會 義貴 氏
シリーズAに続き、本ラウンドでも出資させていただきました。
GramEyeがリリースしているMycrium(R)という医療機器は、グラム染色という微生物検査で自動化が難しいとされていた重要な工程を自動化し、感染症診療の迅速化と抗菌薬の適正使用の促進に貢献しています。また、本プロダクトを皮切りに、グローバルで課題となっている薬剤耐性菌問題を解決すべく、あらたな挑戦にも乗り出します。感染症診療のフラッグシップカンパニーになるべく、チャレンジを続けるGramEyeをこれからも応援してまいります。

NES株式会社
代表取締役 ジェネラル・パートナー 今川 信宏 氏
前回ラウンドに続き、今回のシリーズBラウンドでも出資させていただきました。
GramEyeは前回のシリーズAラウンド以降、Mycrium(R)の医療機器化や臨床現場への導入を着実に進めており、またシリーズB以降はMycrium(R)の海外展開に加え、薬剤耐性菌問題の解決をより加速するため新たなプロダクトの開発も進めます。
我々は、薬剤耐性菌問題の解決に本気で取り組む平岡さん・山田さん率いるGramEyeであれば必ずそのビジョンを実現できると信じ、これからもGramEyeを積極的に支援してまいります。

■GramEyeが目指す未来
GramEyeは、「感染症診療を変革し、薬剤耐性菌問題解決のフラッグシップカンパニーへ」をミッションに掲げ、感染症診療の迅速化・標準化・適正化を実現する医療機器およびAIソリューションを開発しています。
薬剤耐性菌(AMR)問題は、気候変動と並ぶ地球規模の公衆衛生課題です。
GramEyeは、AIと自動化技術を通じて抗菌薬の適正使用を推進し、薬剤耐性菌による死亡者数の削減および経済的損失の抑制に取り組んでまいります。

■会社概要
【会社名】株式会社GramEye (GramEye Inc.)
【設立日】2020年5月18日
【代表取締役/CEO】平岡 悠
【所在地】大阪府茨木市駅前三丁目7-1
【事業内容】AI搭載グラム染色自動化医療機器の開発
【コーポレートサイト】https://grameye.com/

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社GramEye
広報担当:contact@grameye.com
URL:https://grameye.com/

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