- レアル・マドリードは、Adobe GenStudioとAdobe Experience Platformに搭載されたAIおよびエージェント機能の活用でコンテンツサプライチェーンを変革するとともに、パーソナライズされた体験を世界中のファンに向けて展開
- アドビは公式ファン体験・クリエイティビティパートナーとして、ファンがレアル・マドリードのブランドコンテンツを迅速・簡単に作成し、クラブへの情熱を共有できる新たな方法をAdobe Expressを通じて提供
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※当資料は、2025年11月25日（米国時間）に米国本社から発表されたプレスリリースの抄訳版です
【2025年11月26日 】
アドビ（Nasdaq: ADBE）（本社：米国カリフォルニア州サンノゼ、以下アドビ）とレアル・マドリードは本日、AI・創造性・マーケティングを融合したグローバルパートナーシップの拡大を発表しました。世界中の6億5,000万人を超える情熱的なマドリディスタ（クラブサポーター）に向けて、これまでにないAI主導のファン体験を提供していきます。このパートナーシップはコンテンツのパーソナライゼーションを通じてファンにより身近に感じてもらい、ファンと選手、そしてチームとの絆を深めるという共通のビジョンに基づいています。
Adobe Experience PlatformおよびAdobe GenStudio（GenStudio for Performance MarketingおよびFirefly Servicesを含む）のAI機能により、レアル・マドリードはコンテンツ制作能力を拡大し、場所を問わず全てのファンに、より深くパーソナライズされた体験を提供することが可能となります。さらにAdobe Expressを活用することで、ファンはポスターやバナー、ソーシャルメディア向けコンテンツなど、ブランドテンプレートを使いながら、レアル・マドリードや選手たちへの情熱を手軽に表現・共有することが可能になります。
レアル・マドリードの広報担当ディレクターであるエミリオ ブトラゲーニョ（Emilio Butragueño）氏は、次のように述べています。「レアル・マドリードでは、世界のどこにいるファンの皆さんとも、より深くつながり、 伝説的なクラブの一員であると感じていただける新たな取り組みを常に模索しています。アドビとの提携により、すべてのマドリディスタの皆さんに、より創造的でパーソナライズされたコンテンツを届けられるだけでなく、ファンの皆さん自身が思い思いのストーリーを生み出し、共有できるよう支援することが可能になります。」
アドビのエンタープライズビジネスの最高マーケティング責任者（CMO）であるレイチェル ソーントン（Rachel Thornton）は、次のように述べています。「クラブや選手、ファンから生まれる情熱と物語こそが、スポーツを単なる競技からコミュニティへと、そして90分間の試合から“生き方”へと昇華させるのです。 アドビのAIとエージェント技術を活用することで、レアル・マドリードはグローバルなファンコミュニティとより多くの物語を創造・共有し、世界中のすべてのファンとのつながりをより深めていくことが可能になります。」
エージェント型AIによるコンテンツ制作とパーソナライゼーションの拡大
現代のサッカーファンが求めているものは、試合のハイライトだけではありません。地元に根ざし、自分にとって関連性が高く、パーソナルに感じられるコンテンツを通じて、愛するクラブの一員であることを実感したいと考えています。また、チームとのつながりを独自かつオーセンティックな形で称えながら、自身のストーリーを創造し、世界中のマドリディスタに向けて共有する新たな方法を求めています。
このニーズに応えるため、レアル・マドリードはアドビのAIおよびエージェント型ツールを活用します。これにより、ソーシャルメディア、レアル・マドリードTV、クラブ公式アプリを通じてファンを惹きつける大量のコンテンツを制作・配信しつつ、一貫したブランドイメージを維持し、パフォーマンスに基づいてコンテンツを最適化します。
ブランドに沿ったキャンペーンの大規模展開を生成AIで実現：Adobe GenStudioは、最新のAI技術でコンテンツサプライチェーンを強化する統合ソリューションです。GenStudio for Performance MarketingやAdobe Firefly Servicesを含むGenStudioのアプリケーション群により、レアル・マドリードはあらゆるプラットフォームやチャネル向けにコンテンツを作成・展開・最適化することが可能となります。
- GenStudio for Performance Marketingは、生成AIファーストのワークフローアプリケーションであり、複雑なマーケティングおよび制作プロセスを自動化することで、一貫性とブランド整合性を確保します。ユーザーはブランドに沿った魅力的なコンテンツを作成し、広告プラットフォームへシームレスに展開し、パフォーマンス指標を一元管理することが可能となります。
- Firefly Servicesは、生成AIとクリエイティブAPIを活用し、反復的で時間のかかるタスクを自動化することで、アセットバリエーションの制作を効率化し、大規模なパーソナライゼーションを実現します。
AIを活用したパーソナライゼーションをファンに提供：Adobe Experience Platform Agent Orchestratorの会話型インターフェイスを活用すれば、レアル・マドリードのマーケティングチームは新しいエージェント機能の数々を駆使してすべてのデジタルチャネルに向けてパーソナライズされたカスタマージャーニーの作成から分析・最適化までを行えるようになります。例えばJourney Agentを使用することで、マーケターは矛盾点を迅速に特定・解決し、ジャーニー内の離脱ポイントを検知できます。また、ファンに対して、適切なチャネルとタイミングで適切なコンテンツを届けられるように、インサイトやレコメンデーションの提供を受けることもできます。
ファンにクリエイティブな自由を提供：現代のファンは単なる傍観者でいたいとは思っていません。Adobe Expressに搭載されたレアル・マドリード専用テンプレートにより、ファンは数ステップで簡単にポスター、バナー、ソーシャルメディア向けコンテンツをデザインし、クラブや憧れの選手への情熱を共有できるようになります。この新たなクリエイティブプラットフォームは観客をストーリーテラーへと変え、世界中のマドリディスタが創造性を発揮し、クラブのグローバルストーリーに自らの役割を果たす機会を提供します。
■「アドビ」について
アドビはデジタル体験を通じて世界に変革をもたらします。
アドビに関する詳細な情報は、webサイト（https://www.adobe.com/jp/about-adobe.html）をご覧ください。
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