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監督・出演者・テーマなど様々な角度から作品にスポットを当て、古き良き日本映画をフィルムで上映する、本の街の名画座・神保町シアター。
12月13日(土) からは、芸能の道を究める人々を描いた名作を上映する特集企画《にっぽん「芸道物」の世界》を開催します。
今年公開された歌舞伎界が舞台の映画『国宝』は、社会現象を巻き起こすほどの歴史的大ヒットとなりましたが、この作品で改めて注目されたのが「芸道物」というジャンルです。
日本の映画史を紐解くと、歌舞伎や能といった伝統的な芸能の世界を舞台にした映画は戦前からたくさん作られており、そのジャンルからは、語り継ぐべき名作も数多く生まれました。
今回は、世界中の映画ファンから今も愛され続ける溝口健二、成瀬巳喜男ら巨匠が手掛けた “国宝級” の大傑作から、昭和を代表する歌手・三波春夫が主演した伝説の浪曲師の伝記ものまで、神保町シアターが厳選した、今観るべき 8作品を上映します。
『国宝』に酔いしれた後は、古き良き「芸道物」の世界に没入してみては──。
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《特集上映》
にっぽん「芸道物」の世界
──芸能の道を究める人々
2025年12月13日(土) ～ 12月26日(金)
神保町シアター
（千代田区神田神保町1-23 TEL.03-5281-5132）
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入場料金＝一般1400円、シニア1200円、学生1000円
神保町シアター ホームページ
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/
「にっぽん『芸道物』の世界」特集上映ページはこちら
https://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/program/geidou.html
【上映作品】
旅役者
昭和15(1940)年
監督＝成瀬巳喜男 原作＝宇井無愁
出演＝藤原鶏太(釜足)、柳谷寛、清川虹子
歌行燈
昭和18(1943)年
監督＝成瀬巳喜男 原作＝泉鏡花
出演＝花柳章太郎、山田五十鈴、柳永二郎
人生とんぼ返り
昭和30(1955)年
監督＝マキノ雅弘 原作＝長谷川幸延
出演＝森繁久彌、山田五十鈴、左幸子
残菊物語 （1963）
昭和38(1963)年
監督＝大庭秀雄 原作＝村松梢風
出演＝岡田茉莉子、三代目市川猿之助、伴淳三郎
鶴八鶴次郎
昭和13(1938)年
監督＝成瀬巳喜男 原作＝川口松太郎
出演＝長谷川一夫、山田五十鈴、藤原釜足
残菊物語 （1939）
昭和14(1939)年
監督＝溝口健二 原作＝村松梢風
出演＝花柳章太郎、森赫子、高田浩吉
芝居道
昭和19(1944)年
監督＝成瀬巳喜男 原作＝長谷川幸延
出演＝長谷川一夫、山田五十鈴、古川緑波
雲右衛門とその妻
昭和37(1962)年
監督＝安田公義 原作＝谷屋充
出演＝三波春夫、月丘夢路、浦路洋子
以上、全8作品
◎上映スケジュール・作品詳細等は、劇場ホームページでご確認ください。
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