プロテクトアーツ株式会社(ヤブシタグループ 本社:北海道札幌市、代表取締役 小熊正輝)は、2025年11月24日(月)・25日(火)の2日間、ポーランド・ポズナンの国際見本市会場にて開催された「PROTEGA 2025(International Fair of Solutions for Civil Protection and Civil Defence)」に出展しました。
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シェルター関連技術への高まる関心 ― 欧州市場でも注目を集める日本製技術
今回が初開催の本展示会には、自然災害・CBRNリスク・インフラ事故・火災・救難活動など、幅広い危機管理・市民防護分野に精通する企業が一堂に介しました。欧州では、近隣諸国の情勢を背景にシェルター業界への新規参入を検討する企業が多く、シェルターや防災技術に関連した製品が多く展示される中で、欧州全体で市民防護への関心が急速に高まっていることを実感しました。日本製の技術は、ポーランドを含む多くのヨーロッパ諸国で信頼されており、その高品質と安全性が改めて評価されています。これらの技術が「日本初の空気を守る技術」として、防災だけでなく、国家の安全保障にも寄与する期待感が示されました。
特に、ロシア・ウクライナ情勢など、隣国との危機的な状況を背景に、市民防護に対する意識の高まりが見受けられました。また、欧州市場においても、防災システムやシェルターの強化が急務となる中、当社の災害用換気システム「ATバリア」シリーズは大きな関心を集めました。
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実機デモンストレーションと深い技術交流
当社のブースでは「ATバリア」シリーズのデモンストレーションを用意し、多層構造のフィルターユニット構造の解説とともに、空気循環の仕組みを紹介しました。来場者からは「シェルターでの導入を想定した取り扱いの容易さ」や「シェルターに限らず、避難所での悪臭除去やクリーンルーム化への対応」「欧州の防災・民間防護システムとの適合性や取得が求められる認証」といった具体的な運用を想定した質問があり、シェルターや避難所での空気浄化の必要性についての理解が深まる場となり、多くの来場者から高い評価をいただきました。
高市政権下での防衛強化と技術的な必要性
2025年10月に発足した高市政権下では、日本の防衛力強化が進められています。国際的な安全保障環境の変化や地域の緊張状態を背景に、国内での防災・市民防護体制の強化が求められる中で、「空気を守る技術」の重要性が浮き彫りになっています。シェルターや避難所の安全性を高めるためには、換気装置や空気浄化技術が不可欠であり、当社の技術はその一端を担うものです。特に、ロシア・ウクライナ情勢をはじめとする周辺地域の不安定化に伴い、日本国内における市民防護への意識が高まりつつあります。プロテクトアーツの製品は、こうした社会的背景において、日本における防衛体制強化の一助となる技術として注目されています。
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プロテクトアーツ株式会社 代表取締役 小熊 正輝 氏コメント
初開催の本展示会は「市民防衛」をテーマとしていたこともあり、シェルター関連企業が数多く出展していました。欧州全体でこの分野への関心が急速に高まっていることを強く感じるとともに、防災担当者やシェルター企業などと具体的な運用シーンを踏まえた意見交換する中で「換気装置の必要性」に対する意識の高さを感じました。特に、ロシア・ウクライナと国境を接する地域ならではの、日本とは異なる強い危機意識が社会全体に根付いており「空気を守る技術」が安全保障の一要素として扱われていることが印象的でした。来場者の言葉には切実さがあり、設備の信頼性に対する期待の大きさを肌で感じる場面も多くありました。
また、ポーランドを含むヨーロッパ市場は今後さらに拡大する可能性が高く、今回の展示会でも将来的な協業や導入を見据えた前向きな声が多く寄せられました。日本製への信頼の厚さを現地で改めて実感できたことは大きな励みであり、今回得られた知見を、今後の製品開発や国際展開にしっかりと生かしていきたいと感じています。
当社はポーランドをはじめとする欧州市場で得たニーズやフィードバックを元に、今後の製品性能の向上や国際展開の加速を進めていきます。また、日本国内における防災技術の重要性が高まる中で、社会の安全と安心を支える換気技術・フィルタリング技術を提供し、より強固な防衛・防災体制の構築に貢献していく所存です。
展示会概要
「PROTEGA 2025(International Fair of Solutions for Civil Protection and Civil Defence)」
会 期 : 2025年11月24日(月)・25日(火)
会 場 : Poznań International Fair(ポーランド・ポズナン)
展示会公式サイト: https://targiprotega.pl/en/
「ATバリア」シリーズの特徴
1.災害・有事対応の換気・空気防護システム
避難所やシェルター、家庭などの閉鎖・半閉鎖空間で、安全な空気環境を確保できる。
2.多層フィルターによる高い空気浄化性能
放射性物質やPM2.5、粉塵、煙、有毒ガス、臭気、ウイルス・細菌など、災害時に想定される複合的な空気汚染リスクを低減。
3.感染症リスクの低減
密閉・密集環境でも清浄な外気を取り込み、室内空気を管理することで感染症拡大を抑制できる。
4.非常時を想定した実用性
静音設計で長時間使用が可能。可搬性を備え、避難所や仮設空間、家庭など設置場所を選ばない。
5.用途に応じたラインナップ
大規模・公共用途向けの高性能モデルから家庭・小規模空間向けの軽量・コンパクトモデルまで展開。
6.将来拡張性
一酸化炭素(CO)除去など、災害時の新たなリスクに対応する機能拡張・研究開発が進行中。
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国内初 地下シェルター用換気システム「ATバリア150」
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家庭・小規模空間向け軽量モデル「ATバリアLite」
メディアの皆様に取材・撮影いただけること
・実機デモンストレーション(煙充満→空気清浄の実演)
・実機・防爆バルブ展示撮影
・操作パネル・可搬型ユニットの可動撮影
・開発担当者および小熊代表取締役へのインタビュー
・名古屋大学・朝倉准教授による共同開発コメントのご共有(事前調整により対応可)
※取材スケジュールや立ち会い日程の調整は、お問い合わせください。
「ATバリアシリーズ」に関するそのほかの記事
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ヤブシタグループについて
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ヤブシタグループについて
創業60年を迎えたヤブシタは、空調・冷熱部材トップシェアを有し、太陽光架台や照明部材などの設計・製造・販売を行っています。20年以上にわたる設備工事業の経験と最新の設計・解析技術を駆使し、お客様の利益に貢献し続けています。
そんなヤブシタを中心に多角的に進化するヤブシタグループ16社が連携し、安全性と技術革新を追求する企業として、最先端の技術を駆使した製品を提供。皆様の安全と健康を守ることを使命としています。本製品はプロテクトアーツ株式会社によって製造され、株式会社ヤブシタが総販売元として取り扱います。
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