SPACECOOL株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:末光 真大、以下「当社」)は、この度、東京都が推進するプログラム「SusHi Tech Global」において、優れたイノベーションを創出するスタートアップを支援する「SusHi Tech Global」の第1弾スタートアップとして選定されました。
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「SusHi Tech Global」は、東京都が進める“サステナブルな都市をテクノロジーで実現する”というSusHi Tech (Sustainable High City Tech)の理念・活動を世界に展開していくグローバルなイニシアチブです。東京都は、人類共通の課題である持続可能な都市・社会づくりをテクノロジーで実現するということをコンセプトに掲げ、SusHi Techを世界に向けて発信してきました。東京都は、SusHi Techのコンセプトを体現する、都市課題の解決と新たな価値創造につながるテクノロジーを持つスタートアップを世界に向けて打ち出すとともに、東京・日本からグローバルなイノベーションを巻き起こしていくことで、持続可能な社会の実現と東京の経済の活性化を図り、人々の豊かな暮らしにつなげていくことを目指します。
SusHi Tech Global公式ウェブサイト:https://sushitech-global.metro.tokyo.lg.jp/
当社の放射冷却素材「SPACECOOL(スペースクール)」は、直射日光の影響を受けやすい建物屋根や屋外インフラに施工することで、外部電力を一切使用せず、ゼロエネルギーで室内や機器内部の温度上昇を抑制し、空調エネルギー消費量やCO2排出量の削減に寄与するという新たなカーボンニュートラル技術として評価されています。また、人や動植物にSPACECOOLを適用することで暑熱対策や生産性の向上などを実現することも期待されています。
今回の認定を契機として、当社は、日本国内に加えて海外市場においても屋外アセットにおける空調エネルギーおよびCO2排出量の削減に向け、さらなるSPACECOOLの社会実装の拡大に取り組んでまいります。
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SusHi Tech Global の全体像(参照元:SusHi Tech Global公式ウェブサイト)
SPACECOOLとは
直射日光下において、太陽光からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけでなく、熱を「大気の窓⁽*⁾」の波長域の赤外線として宇宙に逃がすことで、ゼロエネルギーで外気温よりも温度低下することを可能にした世界最高レベルの放射冷却性能を持つ新素材です。建物、屋外インフラ、人や動植物に適応することで、空調エネルギー削減、機器の安定性向上、労働環境や生産性の改善など、地球温暖化の適応策かつ緩和策の両面に貢献します。
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SPACECOOLの原理イメージ
SPACECOOL株式会社について
2021年4月に設立した国内発クライメートテックスタートアップ。自然界の放射冷却現象を技術化し、従来技術では実現できなかった日中のゼロエネルギー冷却を可能にする放射冷却素材、「SPACECOOL(スペースクール)」の研究開発・販売を行う。建物や屋外インフラ、人や動植物にSPACECOOLを適用することで、エネルギー負荷やCO2排出量の削減、ヒートストレス改善や生産性の向上などを実現し、地球温暖化対策のゲームチェンジャーを目指す。
SPACECOOL公式ウェブサイト:https://stg.spacecool.jp/
(*)光には、大気を通過しやすい(透過率が高い)波長と大気に吸収されやすい(透過率が低い)波長が存在しています。光エネルギーの形で熱を宇宙空間に輸送するには大気の透過率が高い波長が優れており、特に透過性が高い波長8-13μmの波長範囲を「大気の窓」と呼びます。
※「SPACECOOL」は登録商標です。























