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異なる鉄道会社・車両をつなぐ、「直通運転」のすごい仕組みを徹底解剖!『鉄道 直通運転 探究読本』2月19日発売。 “当たり前”の裏にある超精密システム、最新技術と競争戦略。

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河出書房新社
阪急電鉄+南海電鉄+JRの新大阪─関西空港直通構想、東京メトロ有楽町線+東武鉄道の新たな直通運転計画、2028年直通スタートの西武池袋線+JR武蔵野線まで、最新情報で全国を網羅!



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株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)より、『鉄道 直通運転 探究読本』(税込定価1,892円)を、2026年2月19日に発売いたします。


「直通運転」とは、複数の路線や鉄道会社、区間をまたいで旅客列車を運行する仕組みのことです。鉄道会社同士が車両を相互に乗り入れさせて運転する形態は「相互直通運転」または「相互乗り入れ」と呼ばれ、都心へ乗り入れる地下鉄と郊外を走るJR・私鉄との接続などがその代表例です。一方で、片方の会社の車両のみが他社線へ乗り入れる「片乗り入れ」という方式もあり、運行形態は実に多様です。

直通運転の例
〈首都圏〉
東京メトロ 東西線 × JR東日本 総武線
小田急電鉄 × 東京メトロ 千代田線
京急電鉄 × 京成電鉄 × 都営浅草線
東急電鉄 × 東京メトロ/都営地下鉄

〈関西圏〉
阪神電鉄 × 近鉄
阪急電鉄 × 山陽電鉄
大阪メトロ × 近鉄/北大阪急行

〈各地〉
福岡市地下鉄 × JR筑肥線
えちぜん鉄道 × 福井鉄道
智頭急行 × JR西日本



直通運転は、鉄道ファンにとって“疑問の宝庫”ともいえる存在です。運賃はどのように決まり、いかに配分されるのか。異なる会社同士がスムーズに運行するために必要なものは何か。ダイヤの乱れによる“遅れの連鎖”を収束させる手段とは。さらには、共同使用駅はどちらの会社が管理するのか――。
その舞台裏には、一般にはあまり知られていない緻密な仕組みと調整の積み重ねがあります。

本書では、日本全国にある数多くの直通運転を網羅し、その実態を紹介。直通区間や使用車両はもちろん、列車運用の実際や事業者間の取り決めまで、あらゆる謎に迫ります。
直通運転の奥深さと、その背景にある鉄道会社の工夫と戦略を読み解く一冊『鉄道 直通運転 探究読本』の発売にぜひご注目ください!


●「直通運転」から、鉄道会社の努力と思惑が見えてくる!

~「はじめに」より抜粋
人間とは、どんなことであっても「最初の驚き」を忘れていく生き物である。思いもよらない新製品の発売があったり、まったく新たなサービスが登場したりしても、当初は「これは便利だ!」と思うのに、時が経つにつれて、そのありがたみを忘れてしまうものだ。

鉄道の世界も同様である。なかでもその典型といえるのが、異なる鉄道会社が運営する路線に乗り入れる「直通運転」だろう。今日では「存在して当たり前の風景」になったせいか、近年、SNSにおいて直通運転に対する不満が散見される。代表的なのは「他の路線の遅れが、自分が利用する路線にも影響が出て困る」といったものだ。たしかに、直通運転を行なう路線が増えたこと、そして複雑化したことにより、1つの路線の遅延の影響が広範囲にまで及ぶようになった。埼玉県の1区間で起きた遅延が、遠く横浜まで影響するということもけっして珍しくない。

それでも、「所要時間の短縮」「乗り換え不要」といった直通運転による恩恵は大きい。もはや日常の光景になっているから実感しにくいだろうが、デメリットを差し引いても余りあるメリットだといえよう。

本書は首都圏や関西圏を中心に、各地域の直通運転の形成過程とその背景、そして現状を解説した。執筆して改めて強く感じたのは、「鉄道会社の直通運転に対する考えの深さ」である。今日ある直通運転は、鉄道会社同士がその垣根を越えて、乗り入れ区間や車両の運用、ダイヤ、保安システム、さらには同じエリアを走るライバル会社の路線の動向など、さまざまな調整や熟慮を重ねた結果が実を結んだものである。もちろん、そこには「利用者を増やしたい」という各社の目論見もある。

また、直通運転は都市圏に路線を有する鉄道会社の“特権”のように思われがちだが、地方においても行なわれている。もっといえば、昭和の時代は国鉄とローカル私鉄とのあいだでも多くの直通運転が行なわれていたから、地方にお住まいの方は当時のほうが現在よりも「直通運転」に対してなじみがあったかもしれない。本書では、そんな地方における注目すべき直通運転も多く取り上げている。

本書を通じて、直通運転のみならず、鉄道ひいては交通サービスの意義、ありがたみを感じて頂ければ幸いだ。当たり前のサービスがない世界を少しでも想像できれば、日常風景も少しだけ変わるかもしれない。



●『鉄道 直通運転 探究読本』目次

1章 直通運転の基本を知る
直通運転には「相互直通」と「片乗り入れ」がある/2社間のスムーズな運転に“絶対的に必要なもの”は?/乗り入れてくる会社に支払う「車両使用料」は、調整が大変!/運賃は、どのように決まり、いかに配分される?/共同で使用する駅は、どちらの鉄道会社が管理している?/乗り入れ先での「種別変更」。関東と関西の違いとは?/直通運転中に、種別が何度も変わる列車がある!/なぜ、かつての直通列車は下位種別ばかりだった?

2章 乗り入れの知られざる舞台ウラ
ダイヤ乱れによる“遅れの連鎖”をどうカバーしている?/ひと目で「直通列車」だとわかってもらう工夫とは?/相互直通運転と「駅の案内放送」の意外な関係とは?/国鉄・JRからローカル私鉄への乗り入れが減った理由/直通運転は、どのような場合に廃止となるのか?/新京成、泉北高速、北神急行…合併で消えた直通運転/第三セクター鉄道への転換により消滅した直通運転/乗り入れ先から地下鉄車両が嫌われた理由とは?/「時間短縮」「乗り換え不要」以外にもある、直通運転の“効用”とは?

3章 首都圏の直通運転を探究する
【東京メトロ東西線+JR総武線】混雑緩和に貢献も、2026年春に運行本数が大幅減!/【小田急電鉄+東京メトロ千代田線】地下鉄線内を青いロマンスカーが走る!/【東京メトロ千代田線+JR常磐線】ややこしい運賃体系になった理由とは?/【東急電鉄+東京メトロ/都営地下鉄】新横浜線開業で都心アクセスの新たな選択肢に/【京急電鉄+都営地下鉄+京成電鉄】2大空港直結!総距離は130キロ超え!/【京急本線+都営浅草線】地味な境界駅「泉岳寺」が再開発で変貌する!/【京急電鉄+都営地下鉄+京成電鉄】停車駅に注意が必要な「空港間直通列車」/【成田スカイアクセス線+都営地下鉄浅草線】新型有料特急の浅草線乗り入れもある?/【成田スカイアクセス線+北総鉄道】乗り入れているようで、じつは乗り入れていないって?/【北総開発鉄道+新京成電鉄】新ルートの整備により、13年で廃止された直通運転/【芝山鉄道+京成電鉄】芝山の車両が乗り入れ先以外の路線も走る理由は?/【京王新線+都営地下鉄新宿線】迷う人が続出!「新宿駅」はなぜ2つできた?/【東急東横線+東京メトロ日比谷線】50年続いた相互直通運転を、なぜ取りやめた?/【東急東横線+東京メトロ日比谷線】相互直通運転の廃止後も、不便を感じないわけ/【東京メトロ銀座線+東急田園都市線】幻に終わった直通計画とは?/【りんかい線+JR埼京線】埼玉・東京と湾岸エリアが直結!/【西武有楽町線】わずか2・6キロの路線が「有楽町線」を名乗るわけ/【西武秩父線+秩父鉄道秩父本線】かつての隆盛から一転、かろうじて残る直通運転/とにかくややこしい東京の直通運転。手軽な覚え方は?/東京初の直通運転は、鉄道ではなくバスだった

4章 関西圏の直通運転を探究する
直通運転から見えてくる「首都圏と関西圏の違い」とは/【阪神電鉄+山陽電鉄】関西を代表するロングラン直通特急が走る/【阪急電鉄+山陽電鉄】特急通過駅が直通列車の終着駅となっていた理由/【阪神電鉄+近鉄】同じ「快速急行」でも、種別幕の色にこだわりあり/【阪急電鉄+能勢電鉄】大手鉄道会社と、その子会社による直通運転/【大阪メトロ堺筋線+阪急電鉄】じつは、南海電鉄も堺筋線に乗り入れるはずだった?!/【大阪メトロ+近鉄/北大阪急行】第三軌条を介した、珍しい相互直通運転/【南海電鉄+国鉄】かつて、南海の線路を国鉄のディーゼル車が走った!/【京都市営地下鉄+近鉄】JRとの競争から生まれた、古都同士を結ぶ直通運転/【京都丹後鉄道+JR西日本】元・JR東海の車両との競演も見られる!/【神戸電鉄+神戸市営地下鉄】「直通運転不可」のマイナスを克服した谷上駅/【阪急神戸線+神戸市営地下鉄】高額な工事費が壁となり、計画は白紙に/【大阪メトロ中央線+OTS】直通運転の廃止を、利用者が「歓迎」したわけ/【京阪電鉄京津線+京都市営地下鉄】なぜ「相互」ではなく「片乗り入れ」になった?

5章 全国の直通運転を探究する
【福岡市地下鉄箱崎線+西鉄貝塚線】直通運転が実現しそうでしない理由/【福岡市地下鉄空港線+JR筑肥線】地下鉄との相互直通運転に貢献したJRの車両とは?/【西鉄北九州線+筑豊電鉄】北九州線の全廃後も、筑豊電鉄が走り続ける/【道南いさりび鉄道+JR函館本線】わずか1駅の片乗り入れ。国鉄車両が現役で活躍!/【えちぜん鉄道+福井鉄道】路面電車による相互直通運転で街が活性化!/【名古屋市営地下鉄鶴舞線+名鉄豊田線/犬山線】乗り入れの「熱量」に差が生まれた理由/【名鉄+国鉄+富山地鉄】異なる私鉄の駅を国鉄経由で結ぶ個性的な列車があった/【名鉄名古屋本線+JR飯田線】「名鉄はJR東海に乗り入れている」は正しいか?/【近鉄+名古屋鉄道】大手私鉄同士の相互直通運転が2年で終わった理由とは?/【三陸鉄道+JR八戸線】臨時列車が7時間かけて走破!/【阿武隈急行+JR東北本線】国鉄時代から続く、朝晩2回の直通運転/【東武鉄道+野岩鉄道+会津鉄道+JR只見線】4社にまたがって快速が走る!/【土佐くろしお鉄道+JR四国】特急も乗り入れる、四国唯一の直通運転/【智頭急行+JR西日本】いっけん盤石だが、じつは微妙な関係?/【伊勢鉄道+JR】JR特急が、途中でJR線を外れて走る/【愛知環状鉄道+JR】愛知万博の観客輸送を担った、期間限定の直通運転/【北越急行+JR】北陸新幹線の金沢延伸で消えたJR特急乗り入れ 

6章 期待がふくらむ 次なる直通計画
【阪急電鉄+南海電鉄/JR】マルーン色の車両が新大阪─関西空港間を結ぶ!/【東京メトロ有楽町線+東武鉄道】地下鉄延伸線の気になる直通運転計画は?/【西武池袋線+JR武蔵野線】2028年度に直通運転スタート!/【阪神電鉄+近鉄/山陽電鉄】阪神が座席指定車両を「快速急行」「直通特急」に投入?/【西武新宿線+東京メトロ東西線】西武は前向きだが、東京メトロの動向はいかに?

●『鉄道 直通運転 探究読本』本文を一部紹介!

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●著者紹介

新田 浩之 にった・ひろし
1987年、兵庫県生まれ。2011年、関西大学文学部卒業。2013年、神戸大学大学院国際文化学研究科修了。関西の鉄道をはじめ、中欧・東欧・ロシアの鉄道旅行、歴史について神戸市で執筆活動している。2018年より、チェコ政府観光局公認の「チェコ親善アンバサダー」に就任。著書に『関西の私鉄格差』『関西の私鉄沿線格差』『日本最大の私鉄 近鉄 知らなかった凄い話』『列車種別 探究読本』『阪急 最新の凄い話』(以上、小社刊)、『いろんな民族と言語に出会う 鉄道の旅』(三冬社)がある。

●新刊情報

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書名:鉄道 直通運転 探究読本
著者:新田浩之
仕様:四六判/並製/192ページ
発売日:2026年2月19日
税込定価:1,892円(本体1,720円)
ISBN:978-4-309-29579-4
装丁:スタジオ・ファム
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309295794/


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