非対面の販売方法として注目される看板型デザイン自販機「bord station(ボードステーション)」。JA北河内では7月28日までに全26支店への導入が完了しており、ペットボトル入りの無洗米の販売がスタートしています。

 株式会社MJEが提供する「ボードステーション」は、「商品を買うために人が自然と立ち止まる」という自販機の仕組みを利用して、購入者に直接サービスや店舗のPRをすることができるサービスです。今の時代にあった新しい販売スタイルが話題を呼び、累計は3000台を突破。全国各地に広がっています。

 完全オリジナルデザインでのフルラッピングができるため、店舗やサービスの看板の役割も果たすことも可能。自販機内に設置したモニターで動画を配信することや、ドリンクなどの物品にクーポンを貼ることで、より深い情報を届け、店舗やサービスをPRすることができます。

 またドリンク以外の商品にも対応していることも特徴のひとつ。お菓子やアクセサリーなど、専用ボトルに入る商品なら販売が可能です。

 さらに災害時には被災者に収納商品を提供する災害用ベンダーとしての機能も。災害等で停電になった際でも充電池を搭載しているため人的操作で自販機内の商品を取り出すことができます。

 JA北河内では2020年11月からエリア内7支店に、地元の方に地元のお米をPRすることを目的としたオリジナルの「ボードステーション」を導入。2021年7月28日までに枚方市・門真市・寝屋川市・交野市・守口市にある全支店への導入が完了しており、ペットボトル入り無洗米が販売されています。

 あわせて全国の設置店舗向けにペットボトル入り無洗米をテスト販売することが決定。株式会社MJEとJA北河内が連携して行われるこの取り組みは、コロナ禍で多大な影響を受けている店舗を支援するために、全国に設置されているボードステーションを活用して、商品を全国の設置店で販売できる仕組みの構築を目標としています。

情報提供:株式会社MJE