大の昆虫好きで知られる俳優の香川照之さんが、新作の昆虫アニメ「インセクトランド 」をプロデュース。NHK Eテレにて2022年4月に放送スタートです。制作は「それいけ!アンパンマン」や「名探偵コナン」などを手掛けるトムス・エンタテインメントで、ティザーPVも公開されました。

 「INSECT LAND(インセクトランド)」は、2020年に講談社から発売され、現在までに第6弾を数える人気絵本シリーズ。生物多様性保全活動を行う団体や企業などを支援している「国連生物多様性の10年日本委員会」の推薦本にも選ばれており、SDGsなどの教育要素が詰まっているため、子どもだけでなく大人からも支持されています。

 物語の舞台は地球のどこかにあるという小さな昆虫たちの国「インセクトランド」。ホタルやカブトムシ、テントウムシなど、たくさんの昆虫が暮らしています。

ホタルのアダム

カブトムシのガブリエル

テントウムシのミア

 大きさや色、形や住んでいる場所など、すべてバラバラで全く違う個性を持つ昆虫たちが、インセクトランドで巻き起こる事件や出来事を、どんな方法で解決していくのか……。昆虫たちの心あたたまるエピソードには、子どもたちの生きる力を育むヒントが隠されています。

 プロデューサーの香川さんはEテレでアニメ化されたことについて、「日本全国の子どもたちに平等に貢献できる機会を得られた大変嬉しいこと」と話し、フランス人のクリエイターであるロマン・トマさんが描く、楽しくて可愛いキャラクターたちが「5億年の進化が創り上げた生態を通して、『生きる力』を伝えます」と今作の魅力を力説。

プロデューサーの香川さん

 インセクトランドの昆虫たちが「人類とこの地球の共存が持続可能なものになることの一助になりますように……」と伝えています。

(c)ARANCIONE/インセクトランド製作委員会
情報提供:インセクトランド製作委員会

(佐藤圭亮)