歯車をイメージしたビジュアルのポケモン「ギアル」。進化後の「ギギアル」「ギギギアル」という一度聞いたら絶対に忘れないであろうド直球の名前がインパクト抜群、ファンから高い人気を誇るポケモンです。
そんなギアルらをモチーフにした掛け時計のファンアート作品を、粘土造形を趣味としているからあげさん(@karaageakinai)が制作。ギアルのイメージにぴったりのアイデア作品に称賛の声が寄せられています。
普段は優しい雰囲気の出る粘土を使用し、ポケモンの作品を中心に制作しているからあげさんですが、今回はピシッとした市販品のような仕上がりを目指しプラスチック板を使用した工作にチャレンジ。今回の作品に粘土は使用せず、からあげさん自身にとっても新しい試みとなりました。
作品のデザインは2021年9月に東大阪市に設置されたギアル、ギギアルのポケモンのマンホール「ポケふた」を参考にしています。そこにもともと機械式の腕時計のデザイン好きだったというからあげさんの中でイメージが合致。壁掛け時計として制作することを思いつきました。
材料には主にプラ板とエポキシパテを使用しており、市販されている壁掛け時計をベースに、内装をまるごと作り変えています。制作にかかった期間は5日間ほどとスピーディですが、ギアルらの厚みを再現するために同じ形に切り出したプラ板を何枚も重ねるなど、制作には大変な点も多かったようです。
そんな苦労の甲斐もあり作品の完成度は非常に高く、作品を投稿したツイートには2万件以上の「いいね」がつくなど大きな注目が寄せられています。からあげさん自身も作品の出来栄えに対してはもちろん、反響の大きさにとても満足しているとのこと。
ちなみに今回の「ギアルの掛け時計」作品制作の様子は自身のYouTubeチャンネル「からあげ・粘土造形KARAAGE」にて公開されています。
ギアル達の掛け時計を作ってみた😇 pic.twitter.com/NnRj0FdQta
— からけん(粘土で造形) (@karaageakinai) January 4, 2022
<記事化協力>
からあげ(粘土で造形)さん(@karaageakinai)
(山口弘剛)