“ちょっと変わったモノヅクリ”を趣味の編み物を通じて楽しんでいるアサさん。これまで5000円札や伊勢海老などを自身のTwitter上で発表してきました。

 その新作として発表されたのが「ボトルキャップ盆栽」。植木鉢にみたてたボトルキャップの中に、編み物で表現した木やコケをあしらったミニミニサイズの盆栽です。

 昔からモノを作るのが好きで、編み物に限らず、常に何か作れないか考えているというアサさん。ある日、ペットボトルのキャップを持ちながら「手乗りインコみたいに盆栽が乗ったら可愛いかな」と思ったのが、ボトルキャップ盆栽を作ったきっかけとのこと。

 コケの部分は色の違うミシン糸を使い3本取りで編まれています。幹の部分は茶色2色と、下の方に白色を入れて編んでいるそうです。さらに幹の部分には針金を入れて形を作り、針葉の部分は糸をタッセル状にしてボンドで固め、立たせているのだとか。

幹の部分には針金

針葉の部分は糸をタッセル状にしてボンドで固め、立たせている

 アサさんに大変だったことを聞いてみたところ、盆栽の知識が全く無かったので、ネット上の写真だけを見て作ったこととのこと。そのため裏側がどうなっているのか分からなかったそうです。また、タッセルを付けている時に集中しすぎて目が回り寝込んでしまったこともあったのだとか。

 そんな苦労を経て完成させたボトルキャップ盆栽。それでも「完成度は50%です」とアサさん。自分に厳しすぎます……。今後は梅の花の盆栽も作りたいと話していましたが、くれぐれも無理の無いように。


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<記事化協力>
アサ ちっちゃい編み物さん(@wUhZ8dcag44d87l)

(佐藤圭亮)