NHK鹿児島放送局の公式Twitterアカウントが3月12日に行った「県内の竜巻注意情報」についてのつぶやきが、大きな反響を呼んでいます。何の変哲もないニュースのはずが、一体なぜ……?
投稿をよく見てみると「薩摩、大隅、種子島、屋久島地方に薩摩注意情報が発表されました」という、まさかの誤表記が!さ……薩摩注意情報!?んだもしたん……。
もちろん「薩摩注意情報」などという言葉は、長年鹿児島に住む筆者もただの一度も聞いたことがありません。どうやらNHK鹿児島放送局公式Twitterの中の人が、「竜巻」と入力するべきところを、「薩摩」と間違えてしまった模様です。
これを受けて、丸一日が過ぎた翌日夜には、ツイートにリプライする形でお詫びを掲載。しかしそこで「対象は薩摩地方のみ」だったという、さらなる誤りが発覚。ツイート時、中の人の身に何かあったのか、心配になってしまうレベルです。
これらの投稿には共に1万件を超える「いいね」が寄せられ、返信欄には「誤チェストにごわしたか……」「せごどん(西郷さん)が迫りくっどかい」と、多くの薩摩藩士たちが反応。鹿児島弁が飛び交う事態となっています。
近頃「薩摩ホグワーツ」なるワードが度々Twitterを賑わせていることも、投稿が注目を集めるきっかけとなったのかもしれませんね。「薩摩注意情報」なんてものが本当にあったなら……「チェストー!」と叫びながら斬りかかる示現流の薩摩武士たちの集団でも現れるのでしょうか。わっぜかねぇ。
【鹿児島県に竜巻注意情報】
薩摩、大隅、種子島、屋久島地方に薩摩注意情報が発表されました。
積乱雲が近づく兆しがある場合は突風に十分注意し、頑丈な建物などの中で安全を確保してください。
— NHK鹿児島放送局 (@nhk_kagoshima) March 12, 2023
<参考・引用>
NHK鹿児島放送局公式Twitterアカウント(@nhk_kagoshima)
※掲載画像はNHK鹿児島放送局公式Twitterアカウントのスクリーンショットです。
(山口弘剛)