小学生の頃、親から「宿題しなさい!」と言われた経験ありませんか?そんな時「今やろうと思ってた」、「何回も言われなくてもわかってる」とつい反論してしまうこともありますよね。時には、冗談めかして言い訳をすることも。

 漫画家の桃木シュンさんがSNSに投稿した「年代別で見る、小学生の言い訳集」と題されたマンガには、「ひろゆき世代」、「けーた世代」、「よしお世代」、「きよし世代」それぞれの言い訳が描かれています。

■ 2023年は「ひろゆき世代」

 まずは2023年。「ひろゆき、宿題しなさい!」と言われた小学生が、「それってあなたの感想ですよね?」と言い訳をしています。

 そう、2022年に「小学生の流行語ランキング」(「進研ゼミ小学講座」調べ)で1位になった、2ちゃんねる創始者である「ひろゆき」こと西村博之さんの言葉です。

 続けて「勉強しないといけない理由を教えて貰えますか?はい論破」と話す小学生。冗談だとわかっていても、親としてはそこはかとない怒りが込み上げてきます。

2023年は「ひろゆき世代」

■ 2014年は「妖怪ウォッチ」

 9年前の2014年は、「けーた、宿題しなさい!」と言われ「勉強できないのは妖怪のせいだから無理」という返事。2014年1月に放送が開始されたアニメ「妖怪ウォッチ」の影響を受けた言い訳です。

2014年は「妖怪ウォッチ」

 何でもかんでも妖怪のせいにされた時代。当時、アニメもさることながら、エンディング曲の「妖怪体操第一」も流行りました。

■ 「よしお世代」「きよし世代」も

 2007年は、小島よしおさんのギャグ「でもそんなの関係ねぇ!そんなの関係ねぇ!」、2001年は氷川きよしさんのデビュー曲「箱根八里の半次郎」の一節である「ヤだねったら、ヤだね」を言い訳にする小学生。年代によって、当時の流行が反映されているようです。

「よしお世代」「きよし世代」も

 桃木シュンさんは、「どの時代も一緒だな」と感じてこのマンガを描いたそうです。この投稿には「的確」、「全部実際に遭遇した」、「言い方違うだけで内容は一緒」、「だんだん言い訳が高度になってる」などの声が寄せられています。

 ちなみに桃木さんは「きよし」世代とのこと。筆者は子どもが「ひろゆき」世代。読者のみなさんは何世代でしょうか?

<記事化協力>
桃木シュン(漫画を描いています)さん(@momokisyun

(一柳ひとみ)